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2004年11月2日
Tomorrow Never Knows / Steve Marcus
リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:とても万人ウケするとは思えないサックス・プレーヤー、スティーヴ・マーカスのソロ第一弾。
とは言え、所謂ジャズ・ロックの草分け的時代と位置にしっかりとその存在を示しているのは、やはり非凡のなせる技かと思ったりします。
アルバム・タイトルはレノン&マッカートニーの作品名である事からもうかがえますが、バーズ、ドノヴァン、ビートルズ、ハーマンズ・ハーミットなどの曲をチョイスしながらも、料理の仕方はS.マーカス流。
そして、その片棒を担いでいる(というか、本作の元締か(^^;)プロデュースのハービー・マンの感性も流石です。
何時もならラリー・コリエル氏のギターに耳を奪われる私ですが(無論、本作もかなり奪われていますが)、今回はS.マーカスのブローが良く聴こえます。
[1]は正直、すこし荒っぽいかなぁ、、と思いますが、他は何れもカッコよくキメています。
[2]など、Lチャネルはしっかりメロディをなぞっているのに、Rチャネルは(みんなで)フリージャズ大会の様相を呈しています(笑)。
[4]、[5]は共にビートルズナンバーですが、なかなかにしてスリリングな出来なのです。
全体的には、次作の<Count's Rock Band>や次次作の<The Road's Player>よりも聴き易いかも知れません。
飽くまで、相対的な意味で・・・ですが(^^;
やはり陽の目を見させてあげたい作品です。
収録曲:
1.Eight Miles High
2.Mellow Yellow
3.Listen People
4.Rain
5.Tomorrow Never Knows
6.Half a Heart
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