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2004年11月1日
Hand on the Torch / US 3
リリース:1993年
評価:★★★
コメント:'90s初頭辺りからのヒップ・ホップとジャズの組み合わせによる表現は、ある意味、「何れ起こるだろう」という予測可能な音楽だったとも言えますが、要は「コロンブスの卵」という言葉が示すとおり、やっちゃった人がエライ!という事にもなります。
US 3というグループがこの手の音楽の開祖では無いにしろ、勝ち組みであったことは間違いないでしょう。
特に本作での品のいいサンプリングと膨大な量にのぼるジャズ遺産の中から巧くパーツを持ってくるセンスの良さがウケたのではないかと思います。
[1]がヒットしたおかげで、そればかりがヘビー・ローテーションされる羽目になりがちですが、他のサンプリングのネタはともかく、ドナルド・バードのレア・グルーヴ路線から拝借した[13]辺りも、「それと匂わす程度」の使い方が気に入っています。
ただ、グループとしてずっと追いかけていくのはちょっと辛いかも知れません。
私は寧ろ「このサンプリングの元ネタ(オリジナル)を聴いてみようかなぁ・・・」とリスナーが思い立てば、ある意味、本作を入手した価値はあるのではないかと思います。
収録曲:
1.Cantaloop (Flip Fantasia)
2.I Got It Goin' On
3.Different Rhythms Different People
4.It's Like That
5.Just Another Brother
6.Cruisin'
7.I Go to Work
8.Tukka Yoot's Riddim
9.Know Ledge of Self
10.Lazy Day
11.Eleven Long Years
12.Make Tracks
13.The Darkside
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