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2004年11月20日

Captain Fingers / Lee Ritenour


リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:前作<First Course>から僅か1年そこそこで本作をリリースしたリー・リトナー(g)。

彼にしてみれば、まさに助走からいよいよスピードを上げに入る時期だったのかも知れません。

タイトル曲の[1]を始め、清々しさを感じさせる[2]、スティービー・ワンダーのヒット曲[5]を取り上げるなど、聴き易さというか、いい意味でのポップなセンスがより全面に出されており、初期の傑作と推すファンの方も多いのではないでしょうか?

本作では、その後のAORブームの首領(?)となるジェイ・グレイドンやレイ・パーカーJrといった通好みのギタープレーがお得意のプレーヤーを入れたり、[5]のボーカルにビル・チャンプリンを持ってきたりと、なかなか強かな作品作りをしている点も見(聴き)逃せません。

この後ジェントル・ソウツを率いてフュージョンブームの寵児になる訳ですが、その後の活躍を通して見てもお判りのように、決して器用なだけで成功した人でないことがわかります。

ジェントルソウツを形成する面子も勿論(^^;参加しています。
収録曲
1. Captain Fingers
2. Dolphin Dreams
3. Fly By Night
4. Margarita
5. Isn't She Lovely
6. Space Glide
7. Sun Song

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