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2004年11月8日

Are You Glad to Be in America? / James Blood Ulmer


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:主人公であるジェームズ・ブラッド・ウルマー(g、vo)は後回しにして(^^;、何が本作の凄さかと言えば、ドラム&ベースではないかと思う訳です。

全編を通じて一貫しているのは、ドラムの呪術的とも言えるビートと、じっとしているのが苦痛に思える程に煽動的なベース。

この二者による怒涛の攻撃は・・・まぁ聴いてみてください(^^;

加えて、J.ブラッド.ウルマーのギター。

ロックでもジャズでもない、天性のハーモロディストによるプレーは、「考えるのではなく感じる」のが正しい対応でしょう。

(このフレーズって、ブルース・リーの映画のワンシーンで使われたフレーズ?!)

デヴィッド・マレイ(ts)、オリバー・レイク(as)といったホーン隊もしっかりハーモロディックのエバンジェリストとして役目をまっとうしています。

先に<Black Rock>('82年)を聴いた関係か、個人的には「刺激の多さ」としては<Black Rock>に一分の利があると感じます。

しかし、精神ごと持って行かれそうになるような「求心性」、と言うか「吸心性」?は本作の方が上かなぁと思います。
収録曲
1.Layout
2.Pressure
3.Interview
4.Jazz Is the Teacher (Funk the Preacher)
5.See-Through
6.Time Out
7.T.V. Blues
8.Light Eyed
9.Revelation March
10.Are You Glad to Be in America?

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