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2004年11月20日
Jungle Cowboy / Jean-Paul Bourelly
リリース:1988年
評価:★★★★
コメント:音楽のジャンルが変化しようとも、私個人にとってギターという楽器はやはり一種独特の思い入れがあります。
ジャン・ポール・ブレリー(vo、g)の初リーダー作である本作も、実はそのギタープレーを聴いてみたいというのが入手の要因でした。
抜群のテクニック・・・という訳でもなく、目の覚めるようなフレージングがある・・・訳でもない。
つまり、そう言う箇所にフォーカスしてしまうとこの人の楽曲の面白さは半減してしまうと思うのです。
それでも、そういうポイントから聴こうとしてしまう姿勢は私の悪い癖ですが(^^;
かつて、キザイア・ジョーンズのファースト<Blue Funk is a Fact>だったかな?を聴いた時とよく似た感覚、即ち、J.ポール・ブレリーにしてみれば自己表現に用いたのがギターだったという単なる結果に過ぎないのではないか、という点です。
「全部ダウン・ピッキングじゃないか?」と思わせる野太い音、多分計算ではない(?)感性のおもむくままと思しきフレーズやコード使い。
そしてブルースなりR&Bといった感触を残しつつも、やはり、その表現のユニークさは嵌ればかなりの作品ではないかと思います。
因みに、彼自身が唱える独自のフィーリングを「ブルー・ウェイブ」と言うらしいですが、'90sに向かうブルーズ、ジャズ、R&Bの自己解釈(新解釈)といったところなのでしょうか。
収録曲:
1.Love Line
2.Tryin' to Get Over
3.Drifter
4.Hope You Find Your Way
5.Jungle Cowboy
6.No Time to Share
7.Can't Get Enough
8.Parade
9.Mother Earth
10.Groove With Me
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