Headin' South / Horace Parlan

リリース：1960年
評価：★★★★
コメント：正直、ジャズピアニストの薀蓄を語ったりレビューを書いたりする程聴き込んではいません。

第一、名前を挙げられるピアニストも両手に余るかも知れません。

ただ、以前、ミシェル・ペトルチアーニのライブ盤を聴いてピアノトリオの良さが少し判った気になりました。

当初のお目当てはベースのアンソニー・ジャクソンでしたが(^^;

何故ホレス・パーラン(p)のこの作品を手にしたのかといえば、ある雑誌でクラブジャズ系のＤＪ達によって見直された（再評価された）曲が入っているという事、まぁ、あまり純粋な動機ではないんですが、に惹かれまして・・・

で、その曲が[5]。レイ・バレット(cong)をフィーチャーしたラテンな雰囲気で聴かせる軽快な楽曲でした。

無論、これもいいと思いましたが、ガーシュウィンの名曲[3]やタイトル曲の[1]も不思議と耳をとらえます。

アーマッド・ジャマル作の[7]もかなり繰り返し聴いています。

こういう小粋な感じの曲、好きなんです。

多分、プレースタイルそのものはベーシックな方に分類されるであろうH.パーランですが、彼のもう一つの代表作＜Us Three＞も是非聴いてみようと思います。
収録曲：
1.Headin' South
2.The Song Is Ended
3.Summertime
4.Low Down
5.Congalegre
6.Prelude to a Kiss
7.Jim Loves Sue
8.My Mother's Eyes