コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2004年12月18日
The Essence of Mystery / Alphonse Mouzon
リリース:1972年
評価:★★★★
コメント:ウェザー・リポートの初代ドラマーであったり、'70s中期辺りではラリー・コリエル氏(g)の11th Houseに参加したり、無論、数々のセッションにも顔を出していたアルフォンソ・ムザーン(ds、cliv、vo、perc etc..)がブルーノートからリリースした初リーダー作。
スティーヴ・ガッド氏、ビリー・コブハム氏、ハービー・メイソン氏等々、ジャズ/ロック/フュージョンといったクロスオーバー的なフィールドで活躍した名ドラマーは多い訳ですが、A.ムザーンその人も(個人的には)大きく扱って欲しいプレーヤーの一人です。
タイトル曲[1]や[3]での何とも形容し難い、まさに、ミステリアスな雰囲気というのは、後年では殆ど見られなくなったスタイルです。
'80s以降のA.モーゾンの諸作品は完全にスムース&メロウなコンテンポラリーサウンドになって行きます。
(米での)TVドラマなどBGMなどにも多数流れていたとか。あまりのギャップに驚くこと必至かと思います(^^;
しかし、少なくとも本作で表現しようとしたどこか混沌とした楽曲は妙に耳を捉えます。
かと思うと、(概ね、交互に現れる)明るめの曲との対比が、アルバム全体が重苦しくなるのを寸でのところで止めているように思えます。
どちらかと言えばファン(というか、A.ムザーン作品コレクター?)向けである事は否めませんが、それでも'70s初期クロスオーバーものが好きな方はチェックしてみてください。
収録曲:
1.The Essence of Mystery
2.Funky Finger
3.Crying Angels
4.Why Can't We Make It
5.Macrobian
6.Spring Water
7.Sunflower
8.Thank You Lord
9.Antonia
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿