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2004年12月12日
Through Any Window / Neil Larsen
リリース:1987年
評価:★★★★
コメント:興味のあるモノは一先ず入手する(無論、お金と相談の上で)。
で、その行為に満足してしまい、「聴いていないアルバム」が結構あります。
典型的な悪性リスナー(というか、半分コレクター)の私ですが、ニール・ラーセン(key)の'87年作品である本作もそんな一枚です。
'80s後期という時期的な印象から、それ程「フュージョン」というカテゴリに(無意識に?)求めるイメージは期待していなかったのですが、なかなかどうして、流石に<Jungle Fever>を世に送り出し、盟友バジー・フェイトン(g)とのラーセン・フェイトン・バンドで時代をリードした才能は伊達ではないです。
きっちりとした輪郭を持った上で、親しみやすいメロディーライン、時にハードなギターサウンドを織り交ぜるなど、ある種、王道的な楽曲の数々はフュージョンファンを納得させるに十分なものであると思います。
意外にも[9]のブッカーT&MG’sのカバーがオリジナルを彷彿とさせる出来であるのに「ゾゾゾッ・・・」と鳥肌が(^^;
いいところを衝いてきますね。
インパクトやセールス敵な側面からの評価はどれ程のものであったかは知りませんが、如何に往年のフュージョンの楽しさをパックしたような本作は、やはりN.ラーセンならではの感性の代物だと思います。
クレジットにはスティーブ・ルカサー(g)、スティーブ・フェローン(ds)、ネイザン・イースト(b)、マイケル・ブレッカー(ts)、デヴィッド・サンボーン(as)などが強力にサポートしています。
収録曲:
1.Carnival
2.Alborada
3.Miss Baby Larue
4.Blind Spot
5.Tonar
6.Tropic Lightning
7.Last Call
8.Through Any Window
9.Hip Hug-Her
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