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2004年12月9日
Valerian / Philippe Saisse
リリース:1988年
評価:★★★
コメント:プレーヤー、コンポーザー、アレンジャー、プロデューサーと多才な顔を持ち、そのどれもが高いクオリティを備えるという天才肌的なアーチスト、フィリップ・セス(p、ds、synth)の'89年作品。
本作はニューエイジ・ミュージックの総本山的なレーベルでもあるウィンダムヒルからのリリースという事もあり、P.セスのメロディセンスを見事に反映した内容になっています。
今風に言えば「癒し」系の音、上品なシンセサウンド作品といった趣です。
ですので、表面的に捉えてしまうと「刺激」のある音ではないです。
無論、レーベル・カラーとしては正しい?在り方かもしれませんが。
しかし、単に耳ざわりがいいBGM的な楽曲という訳ではなく、マーク・イーガンの美しいフレットレスベース、エレクトリック中心の作品にあって「人の手」を感じさせるドン・アライアスのパーカッションありと、ちょっと「玄人聴き」をしたい人にもお勧めです。
P.セスの活動経歴からすると、この作品をリリースした当時にこの手の楽曲で全編ゆったりとした曲作りで統一されているのは(逆に)新鮮な感じを受けると思います。
収録曲:
1.Land of the Morning Calm
2.Valerian
3.Chihuahua Pearl
4.God Son Paris
5.Ma Muse
6.Rameau's Nephew
7.Glamorous Glennis
8.I Memoriam Faure
9.Aztec Ace
10.Tiahuanaco
11.Nougaro Groove
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