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2006年3月17日
Jay P. Morgan / Jay P. Morgan
リリース:1976年
評価:★★★
コメント:多くの方がそうであると思うのですが、主人公であるジェイ・P・モーガン(vo)の名前や実力/実績から入手された訳ではなく、デヴィッド・フォスターのプロデュース、ジェイ・グレイドン(g)を始めとする強力なスタジオ・ミュージシャンの参加、それらに先立って本作そのものが永らく「幻のアイテム」視されていた点に異常な興味をそそられたというのが本音ではないでしょうか?
無論、「筋金入りのジェイ・P・モーガン ファンなら手を出さない作品」等と視野狭窄的なコメントを付けたい訳ではありません。
内容自体はそのような背景を一切排除した上で臨んだとしても充分に楽しめます。
ジェイ・P・モーガンという人のヴォーカル・スタイルが常に本作のような感じなのか否か知らないのですが、「上手い」という形容は当てはまらないと個人的には思います。
初めて聴いた時には、なんだか余り前に出てこない「もごもご」したような感じを受けました。
尤も、これが「テクニック」なのだとすると、D.フォスターのプロデュースの巧さとの相乗効果が言わずもがな、です。
正直、個人的なフォーカスは先述のようにバックミュージシャンにあります(所謂、「クレジット買い」というやつです)ので、本コメント自体が他の方には殆ど参考にならないかも知れません。悪しからず。
収録曲:
1. I Fall In Love Everyday
2. Keepin' It To Myself
3. Here Is Where Your Love Belongs
4. Closet Man
5. It's Been So Long
6. Let's Get Together
7. Can't Hide Love
8. You're All I Need To Get By
9. It All Goes Round
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