評価：★★★
コメント：多分、バーナード・パーディー(ds)好きな方は、あまりストレートアヘッドなジャズというフィールドには興味をお持ちでないかも知れません。
然しながらジャズにも色々ありまして、ソウル・ジャズとかジャズ・ファンクなどのカテゴリも存在します。
乱暴な言い方をすれば、カントリーやトラッド・フォークなどを除けば全てがブラック・ミュージックという「根」に行き着きます。
然るに「ソウルをジャズ風に演(や)ってみよう」という発想に無理はないと思います。
本作も、クレジットされている曲は（全てではありませんが）所謂「ソウル・フィーリング」を感じさせるものをビッグバンド・ライクなジャズ風味に仕立て直したものが並びます。
ただ、正直な感想としてはB.パーディーその人のdsに惹かれている方にとってはちょっと物足りないのではないかと思います。
豪華な客演陣（[4]でのBrecker Bros.のソロ、[6]でのエディ・ハリスの奮起(^^;など）、選曲の楽しさ・・・悪くはないと思うのですがねぇ。
収録曲：
1.Moanin'
2.Superstition
3.Iko Iko
4.Senor Blues
5.When a Man Loves a Woman
6.Freedom Jazz Dance
7.Sidewinder
8.Brother, Where Are You
9.Wade in the Water
10.Work Song
11.Land of 1000 Dances
12.Gimme Some Lovin'
13.Moanin'
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