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2006年12月21日
Finis(邦題:真夏の蜃気楼)/ Finis Henderson
リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:'60sを回顧する程に年季が入っている訳でもなく、'90sをつぶさに語れる程には若くもなく・・・
結局、自分の中で最も気持の良かった洋楽は'80sという事になるのかも知れません。
MTVの台頭を持ち出すまでも無く、明らかに'70sロックの雰囲気と決別したような、ある種の明快さとヴィジュアル重視のプロモーションは、青春時代(^^;を過ごした時期とシンクロするだけに、輪をかけて印象は強いものがあります。
本作なども、正に'80s初期の明るさをストレートに反映したような楽曲がずらりと並び、何故かヒットしなかったとは言え、時代と言うものが良く伝わってきます。
実際のところ、リアルタイムでは本作に収められた数曲を(FMか何かで)聴いたに過ぎないのですが、贅沢なミュージシャンの投入、適度に澄んだファルセットも魅力的なフィニス・ヘンダーソンのvo、ブラコンというよりもAOR度が圧倒的に強い内容など、人によっては「チープだ」と思われるかも知れません。
それでも、私の中ではいつでも'80s初期にタイムトリップできる1作であり続けています。
これがモータウンからリリースされていたとは・・・(^^;
収録曲:
1.Skip to My Lou
2.Making Love
3.Lovers
4.You Owe It All to Love
5.Blame It on the Night
6.Percussion Intro - Call Me
7.Vina del Mar
8.Crush on You
9.I'd Rather Be Gone
10.Schoolgirl
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