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2006年12月30日
Enigmatic Ocean(邦題:秘なる海)/ Jean-Luc Ponty
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:やはりジャズ・ロックのコンテキストでは秀でていると思うバイオリニスト、ジャン・リュック・ポンティの'77年作品。
Atranticレーベル時代、特に'70s中期から後期にかけての一連の作品群は、時代が欲していた音にも非常にマッチングしており、
ジャズ・ロックが隆盛を極めた時にあってJ.リュック.ポンティの名声が確立された事も頷けます。
本作でもドラマティックに変化する組曲形式、深く広く響き渡るJ.リュック.ポンティのヴァイオリンはもとより、超絶技巧派の雄、アラン・ホールズワース(g)や、ジェネシスでおなじみのダリル・ステューマー(g)のツートップによるギターもかなりファンを喜ばせる要因になっています。
そして個人的なポイントとしてプッシュしたい点は、ドラムに座っているスティーヴ・スミス。
後年、ジャーニーへの参加やVital Informationの立ち上げなどで名を馳せるプレーヤーですが、本当にそのドラムセンスは素晴らしいと思います。
これだけダイナミックに叩きながら、J.リュック.ポンティの目指す幻想的なイメージを崩す事なくテンションを維持させている。
そのキーがここにあるのではないでしょうか。
収録曲:
1.Overture
2.The Trans-Love Express
3.Mirage
4.Enigmatic Ocean, Pt. 1
5.Enigmatic Ocean, Pt. 2
6.Enigmatic Ocean, Pt. 3
7.Enigmatic Ocean, Pt. 4
8.Nostalgic Lady
9.The Struggle of the Turtle to the Sea, Pt. 1
10.The Struggle of the Turtle to the Sea, Pt. 2
11.The Struggle of the Turtle to the Sea, Pt. 3
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