アーティスト：
リリース：1980年
評価：★★★★
コメント：私自身はビートルズ世代ではありませんので、それ程ジョン・レノンというアーティストへの思い入れはありません。
同様に、ヨーコ・オノに対してもそうです。
本作にしても、直後の衝撃的な事件がなければ聴こうとは思わなかったかも知れません。
所謂オリジナル作品としては６年振りにリリースされた本作は、結果としてはアルバムチャート＃１を取得し、'81年の年間チャート上位にランクされ、更にグラミー賞におけるAlbum of the Yearの栄冠にも輝く訳ですが、アルバム全編を通して聴く事は個人的に非常に厳しいものを感じます(^^;
コンセプトとして、J.レノンとY.オノが互いの心を確認し、対話するが如く楽曲(及び曲順)が構成されているのは判らないでもありません。
がしかし、J.レノンのそれとY.オノのそれを並列にしてしまう事で、あまりにもチグハグに感じられてしまう・・・と感じるのは私だけでしょか？
上手い下手という点ではなく、「流れに乗って聴く」事ができないと言いますか・・・
しかしこれもJ.レノンという稀代のアーティストがやったことに違いありませんから、それも含めてやはり評価はしなければいけないのかも知れません。
でもやっぱりなぁ・・・
収録曲：
1.(Just Like) Starting Over
2.Kiss Kiss Kiss
3.Cleanup Time
4.Give Me Something
5.I'm Losing You
6.I'm Moving On
7.Beautiful Boy (Darling Boy)
8.Watching the Wheels
9.Yes, I'm Your Angel
10.Woman
11.Beautiful Boys
12.Dear Yoko
13.Every Man Has a Woman Who Loves Him
14.Hard Times Are Over
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