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2008年6月7日

Deodato 2 / Deodato


リリース:1973年
評価:★★★★
コメント:'70sに隆盛を極めたクロスオーバー、フュージョンシーンでプロデュース、アレンジ、コンポーズ、プレーイングでの才を存分に発揮したデオダート。

CTIレーベルでの第二弾作品が本作。


'70s後期にはディスコサウンドに迎合するような(?)作品を出すようになりましたが、やはり個人的に面白く聴ける作品というのは'70s中期あたりまでの諸作かなぁと思います。

時同じくしてボブ・ジェイムスといった才能もクラシックからのインスピレーションをクロスオーバーに組み込む事で人気を博していましたが、様々な音楽の融合が加速してきた時期なのでしょう。

本作での白眉はガーシュウィンの作品を取り上げた9分近くに及ぶ[2]でしょうか。

所謂オリジナルではストリング入りで華麗に演じられるこの曲ですが、クロスオーバーとしての見事なアレンジで聴かせてくれます。

また、非常に個人的な好みではありますが、[1]でのダイナミックなドラム(ビリー・コブハムか?)と近年とは全く違った音(^^;で飛ばすジョン・トロペイさんのギターが好きです。

CD収録曲は、オリジナルアルバムに加えて3曲のボーナス・トラックが含められていますが、その内の1曲[8]はスティーリー・ダンの初期ヒット曲。
収録曲
1.Super Strut
2.Rhapsody in Blue
3.Nights in White Satin
4.Pavane for a Dead Princess
5.Skyscrapers
6.Latin Flute [New Digital Mix]
7.Venus [New Digital Mix]
8.Do It Again [New Digital Mix]

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