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2008年7月21日
Dancing on the Ceiling / Lionel Richie
リリース:1986年
評価:★★★★
コメント:'80s初頭から中期にかけて正に飛ぶ鳥を落す勢いでの活躍を見せたライオネル・リッチ。
ソロ第一弾アルバム、続く第二弾アルバムとヒットを飛ばし、少し間を空けてリリースされた第三弾。
ここからも[1]、[3]、[6]、[8]等が続々とシングルカットされ、大いにチャートを賑わせました。
特に[8]は映画[ホワイト・ナイツ]への挿入歌としても使われた事から、アカデミー賞での映画主題歌賞を射止めています。
何故か映画のサントラ盤には本曲が含まれていないようです。版権の関係?!
もとい、これまでのL.リッチのソロ作品と比べると、そのエレクトリックな色合いと言いますか、ある意味で少しR&Bから離れたような音にもチャレンジしているように見受けられます。
例えば[5]などでは、非常にカントリー・ミュージックのそれを感じさせるナンバーであったりします(実際に、アラバマのメンバーも参加していますね)。
ほぼ全速力で'80s初中期の米音楽シーンを突っ走ってきたL.リッチですが、この後少し休息期間(?)に入ってゆくことになります。
特にシーンにおけるブラック・ミュージック系の流れは、ラップやヒップホップといった若者/ストリート系からのリスペクトが多くを占めるジャンルが台頭する頃に重なってきた事もあるのでしょう。
収録曲:
1.Dancing on the Ceiling
2.Se La
3.Ballerina Girl
4.Don't Stop
5.Deep River Woman
6.Love Will Conquer All
7.Tonight Will Be Alright
8.Say You, Say Me
9.Night Train (Smooth Alligator)
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