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2008年9月20日

Break Out / Pointer Systers


リリース:1983年
評価:★★★★
コメント:'70sから活動を続けている3姉妹、ポインター・シスターズ。

本作は彼女等が'83年にリリースした作品。



その時点で既にトップ・テン・ヒットも持っていた彼女等ですが、それまでのスタイルを含みつつ、'80sのダンスビート、エレクトリックな味付けを大きく前進させた事で改めて(?)メジャーなブレイクを飾ったという点では、やはりベストな作品なのだと思います。

低めのヴォイスで独特のウネリを感じさせる[2]、軽やかなダンス・ビートの[1]、敢えてシンセを抑えて、ピアノやサックスといったアコースティックによる躍動的なビート感を出した[3]等、確かによく練られた楽曲が並びます。

[5]は映画「ビバリーヒルズ・コップ」のサントラにも収録されています。

また三者三様のヴォイス(低めのラス、高めのアニータ、その中間を行くようなジューン)、勿論、リードを取る事も3者による持ち回りのパターンもありますが、こういった変化をつけられるのもポイントの一つかも知れません。

プロデュースを担当したのはリチャード・ペリー。

この人も'70sから名の知れた敏腕プロデューサーとして名を馳せていた人。

流石にヒット請負人としての仕事は確かなものです。

[1]でのルイス・ジョンソン(b)、[3]でのリー・リトナー(g)を始め、ポウリーニョ・ダ・コスタ(perc)、マイケル・ボディッカー(synth)等のプロフェッショナルもしっかりサポート。

#フュージョン好きの小生としてクレジット買いしたとの噂も(笑)
収録曲
1.Jump (For My Love)
2.Automatic
3.I'm So Excited
4.I Need You
5.Neutron Dance
6.Dance Electric
7.Easy Persuasion
8.Baby Come and Get It
9.Telegraph Your Love
10.Operator

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