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2009年1月25日

They Only Come Out At Night / Shock Treatment / Edgar Winter Group


リリース:1972年 / 1974年
評価:★★★★
コメント:'70s初中期にに人気を博したエドガー・ウィンターの4枚目<They Only Come Out at Night>と5枚目<Shock Treatment>がカップリング(+リマスター)されたお買い得盤。

私自身は恥ずかしながら本CDで漸くE.ウィンターに対峙した次第です(汗)

どうもジョニー・ウィンター(こちらも未だ手を出していませんが)から連想されるブルースロック系の音なんだろうなぁという先入観からかそれ程期待していなかったのでが、この素晴らしく'70s王道を行くような音と「雑多御免」を端から呈している辺りの開き直りと言いますか、とにかく「こりゃいいや」と見事懐柔(?)させられました(^^;

実際のところ伏線はありました。

デヴィッド・リー・ロスが'85年にリリースした<Crazy From the Heat>の中で、本CD[12]をカバーしておりました。

シンプルと言えばシンプルこの上ない楽曲だったのですが、そこが逆に頭から離れず「やはりオリジナルを聴かねば」という流れで本作に行き着きました。

E.ウィンター本人のvoは元より、saxやkeyなどのプレーによって非常に賑やかしい中、心くすぐるメロディやサビなど、'70sのティーンエイジャーが熱狂したであろうことが想像でしきます。

これはメンバーの一人、ダン・ハートマンのメロディ・センスもあるのでしょう。

後年になって[あなたを夢みて](ストリート・オブ・ファイアーのサントラ)で窺うことの出来るポップなセンスの片鱗はここにもあったのですね。

アルバム2枚分のボリュームですが、「通し」で聴いていても飽きが来ないあたりはアルバム個々の力があるからなのかも知れません。
収録曲
1.Hangin' Around
2.When It Comes
3.Alta Mira
4.Free Ride
5.Undercover Man
6.Round & Round
7.Rock 'N' Roll Boogie Woogie Blues
8.Autumn
9.We All Had a Real Good Time
10.Frankenstein
11.Some Kinda Animal
12.Easy Street
13.Sundown
14.Miracle of Love
15.Do Like Me
16.Rock & Roll Woman
17.Someone Take My Heart Away
18.Queen of My Dreams
19.Maybe Some Day You'll Call My Name
20.River's Risin'
21.Animal

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