コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2009年2月1日

Breakin' Away / Al Jarreau


リリース:1981年
評価:★★★★
コメント:カテゴリ上はジャズ・ボーカリストなのでしょうが、アル・ジャロウが'81年にリリースした本作は、AORの秀作としても数えられる事が多いかと思います。

事実、ジャズ・チャートでの#1を始め、ポップス・チャートでも#10以内にランクされたかと思います。

プロデューサーのジェイ・グレイドンを始め、デヴィッド・フォスター(key)やジェフ・ポーカロ(ds)、スティーヴ・ルカサー(g)、スティーヴ・ガッド(ds)、エイブラム・ラボリエル(b)、マイケル・ボディッガー(synth)等のトップ・ミュージシャンを配し、その軽やかで爽やかな楽曲は、見事にグラミー賞(Best Male Pop Vocal Performance)の栄冠ももたらしました。

大ヒットの[3]を始め、AORタッチの強い前半と、しっかり/しっとりと聴かせる後半のバランスも大好きです。

ヴォーカルというものが、ある意味、最高の楽器であるという事を何の嫌味もなく解らせてくれる、そんな感じです。

最後の曲[9]は'50sの古い曲なんですが、これなんかもう素晴らしいの一言です(こうも艶っぽく美しく歌うA.ジャロウに拍手)。

因みに、作詞は有名作詞家サミー・カーン氏であり、ご承知の通り、ギタリストであるスティーブ・カーン氏の実父です。
収録曲
1.Closer to Your Love
2.My Old Friend
3.We're in This Love Together
4.Easy
5.Our Love
6.Breakin' Away
7.Roof Garden
8.Blue Rondo a la Turk
9.Teach Me Tonight

0 件のコメント:

コメントを投稿