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2009年5月2日

Night Dancing / Joe Farrell


リリース:1978年
評価:★★★
コメント:リターン・トゥ・フォーエヴァーのオリジナル・メンバーでもあり、CTIレーベルにもいいソロ作品を残したジョー・ファレル(ts、ss、fl)。

CTIレーベルとの契約が切れた後は、ワーナー・レーベルにて数作を残します。
その内の1作として、CTI時代とは少し趣きを変えて、ジャズから少しフュージョンへ重心が取られていると思えるのが本作。

軽やかな朝を思わせるイントロが気持ちいいジェフ・ローバー作の[1]、ビージーズのヒットナンバーである[3]はしっとりとキメます。

そしてスティービー・ワンダー作品の[5]ではジェイ・グレイドンのg、ハービー・メイソンのds、ヴィクター・フェルドマンのp、エイブラム・ラボリエルのb etc..と、正に目玉の一つとして挙げられるチューンを収録しています。

よりフュージョンっぽさの濃い曲(?)でしたら[6]もお勧めです。'70sのハードボイルドなドラマに合いそうな感じもします(^^;

同系のタイトル曲でもある[7]では、dsにジェフ・ポーカロ、bにマイケル・ポーカロといったメンバーが起用されており、マイケル・ボディッカーのsynthとも相俟ってかなりのドライブ感を出しています。[8]はお馴染みロッド・スチュワートのナンバー。

確かにかなり柔らかめの楽曲/アルバムの志向性ではありますが、個人的には好きな一品でもあります。

先述のアーティストの他にも、ハービー・ハンコック、チャック・レイニー、アイルト・モレイラ、フローラ・プリン等など、人脈の広さも手伝ってか、素晴らしい面々が顔を揃えています。
収録曲
1.Katherine
2.Silverlace
3.How Deep Is Your Love
4.Come Rain or Come Shine
5.Another Star
6.Casa de Los Sospensos
7.Night Dancing
8.You're in My Heart (The Final Acclaim)

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