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2009年5月22日

Big Bam Boom / Daryl Hall & John Oates


リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:絶頂期のオリジナル作品として彼等がセルフ・プロデュースで取り組んだのは前作<H2O>まで。

本作には共同プロデューサーとしてボブ・クリアマウンテンがクレジットされています。

何ゆえの起用なのかはよく知らないのですが、従来のホール&オーツ・サウンドとは趣を異にした本作の作りに違和感を覚えたファンも大勢いたのではないでしょうか?

加えて、[1]から[2]といったが曲の流れには、当時のヒップ・ホップ・サウンドをリードしていたアーサー・ベイカーを召喚。

これまでのホール&オーツ作品を聴いていればいるほど、その強烈なギャップに戸惑った事かと思います。

それでも、ある種のマンネリ化が恐れられていたホール&オーツが(否、むしろファンの方が心配していたかも・・・)、自らの意思で楽曲の色を変え、その存在感を今一度ミュージック・シーンに問うた作品なのではないかと個人的には見ています。

そんな中でも、ドゥーワップの体裁を借りながらもモダンにアレンジしてみせたジョン・オーツの力作[9]は、ファンの誰もが推す隠れ人気ナンバーかと思います。
収録曲
1.Dance on Your Knees
2.Out of Touch
3.Method of Modern Love
4.Bank on Your Love
5.Some Things Are Better Left Unsaid
6.Going Thru the Motions
7.Cold Dark and Yesterday
8.All American Girl
9.Possession Obsession

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