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2009年5月16日
Play Deep / Outfield
リリース:1985年
評価:★★★★
コメント:英国出身の三人、ジョン・スピンクス(g、vo)、トニー・ルイス(lead-vo、b)、アラン・ジャックマン(ds)からなるアウトフィールドのデビュー作にあたるのが本作。
シンプルな三人構成な上、J.スピンクスがハードロック系のギタリストだった事を考えれば、もっとラフ&タフな音作りになっても不思議ではないのですが、当人達の音楽的志向性を上手く引き出したウィリアム・ウィットマン&リック・チャートフのプロデュース・コンビがなかなかイイ仕事をしたのではないでしょうか。
変に湿っぽくもないし、必要以上に濃いメロウなラブ・ソングを歌うわけでもない。
マッチョなパワー・ロックンロールという訳でもなく、かと言って、ぺらぺらな音を出している訳でもない。
あっさりと割り切ったような爽快さと、ハイトーンなvo+コーラスって所が1つの売りであると共に、ヒットさせる曲もちゃんと書ける。
個人的には殆ど深入りしなかった(^^;グループですが、'80s中期に妙に人気を博したグループとして記憶に残ります。
いい意味でもう少し「クセ」のようなものがあれば、もう少し強い印象を残せたのかも知れませんが。
因みに、プロデューサーであるW.ウィットマン、R.チャートフは、シンディ・ローパーのデビュー作<She's So Unusual>やエアサプライのヒット作<Lost in Love>などでも活躍した手腕の持ち主。
流石に'80sの空気のようなものを良く読むことができたのかも知れません。
収録曲:
1.Say It Isn't So
2.Your Love
3.I Don't Need Her
4.Everytime You Cry
5.61 Seconds
6.Mystery Man
7.All the Love
8.Talk to Me
9.Taking My Chances
10.Nervous Alibi
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