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2009年6月13日
Enlightened Rogues(邦題:いま、再び)/ Allman Brothers Band
リリース:1979年
評価:★★★
コメント:'70s初~中期に大人気を博したオールマン・ブラザーズ・バンド(A.B.B)。
名ギタリスト、デュアン・オールマンを失ってからも堅実な活動を続けるかと思われたものの、所謂、内輪揉めで'76年に解散。
しかし、幸いにも時間が互いのわだかまりを解いてくれた事で、
'79年に本作で見事に再結成を果たしました。
もう'80sも目前という事も、録音技術の進歩もあるのでしょうが、その音は少し丸くなっている感じはします。
がしかし、演(や)っている音楽は紛れも無くA.B.B。
オリジナル・メンバーとして故デュアン・オールマンとの二枚看板だったディッキー・ベッツがその健在ぶりを示すかのように[1]の冒頭からスライド・ギターをキメれば、グレッグ・オールマンのvoとハモっているのはゲスト参加のボニー・ブラムレット、といった具合に大物バンド復活を示すに値する演奏を聴かせてくれます。
いかにもバンドの色を感じさせるインスト曲の[3]、勢いのある流れに乗った[5]、[6]。
勿論、スロー系も上手く配置するなど、その作りも必要に丁寧な感じを受けます。
因みにプロデュースは、A.B.Bの初期作品も手がけていたトム・ダウドです。
収録曲:
1.Crazy Love
2.Can't Take It With You
3.Pegasus
4.Need Your Love So Bad
5.Blind Love
6.Try It One More Time
7.Just Ain't Easy
8.Sail Away
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