コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2009年6月14日

Perspective / Steve Grossman


リリース:1979年
評価:★★★★
コメント:正面を切って言えた事ではないのですが、所謂ジャズマン然としたスティーヴ・グロスマンの作品(または彼がサイドマンとし活躍している作品)は聴いた事はないのです(汗)

唯一、エルヴィン・ジョーンズのライトハウスのライブ盤は既聴ですが。

寧ろ、'70s前半にリリースしたソロ作品<Some Shapes to Come>を耳にした時に、そのクロスオーバー的な音が個人的には非常に面白かったという記憶があります。

本作は'70s末にリリースされたソロ作品ですが、謂わば、フュージョン期作品と呼べるものだと思います。

まぁ、かなりの(ジャズ系)アーティストも同じような方向で作品を残しているのですから、取り立てて珍しいという事はないのでしょうが。

スティービー・ワンダー作品を取り上げた[1]での野太いtsもいいですし、菊地雅章氏が参加した[3]の美しさ、ssに替えての[4]の軽やかさ、個人的なベストナンバーとして挙げたい[5]、どこかミステリアスで浮遊するような[6]等。

まぁ、ジャズファンの方にはあまり高く評価はされないのでしょうが(^^;

フュージョン好きの方には、そのバックに集ったファースト・コールの名前/演奏を聴くことでもその価値はあるかと思います。

マーカス・ミラー(b)、マーク・イーガン(b)、バリー・フィナティー(g)、バジー・フェイトン(g)、レニー・ホワイト(ds)、スティーブ・ジョーダン(ds) etc・・・。

ちょっとクールな感じを受けるジャケットですが、内容はかなり軽やかで気持ちのいいサウンドかと思います。
収録曲
1.Creepin'
2.Arfonk
3.Pastel
4.The Crunchies
5.Olha Graciela
6.King Tut
7.Katonah

0 件のコメント:

コメントを投稿