リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:Big Brother & the Holding Companyを辞したジャニス・ジョプリンがリリースしたソロ作品。
Big Brothe・・・と明らかに異なるその楽曲、ホーンを多用することによって、ブルースというよりもソウルっぽさがより全面に出された事に多少の戸惑いは覚えるものの、この人の歌声が違和感無くマッチしてしまうところが面白いですね。
もちろん、如何にも時代的な音になっている[3]や、J.ジョプリンらしさ(?)が味わえる[6]といった辺りもいい感じです。
また[7]では軽くストリングも絡ませているのですが、意外にも(?)優しく聴こえるJ.ジョプリンの声が耳に残ります。
Big Brother・・・の音が良かったか悪かったかは個人の胸先三寸ではありますが、ある意味、ここでのバンドの音は非常にお行儀がいい、と言いますか、非常にまとまった感が強いのも特徴かと思います。
無論、ライブ盤などもありますので、「よりラフな感じのジャニスがいい」と思われる方はそちらをお聞きになるのがよいかも知れません。
収録曲:
1.Try (Just a Little Bit Harder)
2.Maybe
3.One Good Man
4.As Good as You've Been to This World
5.To Love Somebody
6.Kozmic Blues
7.Little Girl Blue
8.Work Me, Lord
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