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2009年6月21日

Electric Ladyland / Jimi Hendrix


※左記ジャケットは現在入手可能な輸入盤
リリース:1968年
評価:★★★★
コメント:'80sのHR/HMムーブメントに丁度ハマった自身にとっては、そこがギターサウンドとの出会い、ギター好きになるきっかけであったと思っています。

そういう意味からすると、3大ギタリストも、このジミ・ヘンドリックスも「後から聴いた」アーティストには変わりありません。
そしてそこで初めて知ったこの人の音に身震いしたのも事実です。

どちらかと言えばライブ感の強い音が売りかなぁと思っていたJ.ヘンドリックスの音が、スタジオ録音+様々なエフェクトを介して、非常にカラフルな側面がそこかしこに演出されている点に興味を覚えました。

「独特」のギターサウンド/プレーは既に既成枠を飛び越え、後年のフォロワーや様々なギタリスト/ミュージシャンへ与えた影響の大きさをまざまざと考えさせられます。

最近CMでも流れ始めた[3]を始め、J.ヘンドリックスのvoの良さに気付かされる[15](言わずもがな、ボブ・ディラン作品)、非常にジャジーな感触で、J.ヘンドリックスの新しい方向性も予感させそうな[10]等は、個人的にもリプレイの多かった曲です。

アル・クーパーやスティーヴ・ウィンウッドを従えた[4]の出来は[16]のエディションよりも遥かに強力かと。

閑話:
入手可能なCDでの曲順と手元にあるアナログ盤二枚組みでのそれとは結構異なる点もあり、また、当時英国盤でOKで米盤ではNGとなった例のジャケット(^^;でもありません。

今の時代なら、それなりに通用しそうにも思うのですが・・・

元々は、そのアナログ2枚も別々に発売されていたように聞いた事がありますので、完全再現する上では、それら元々の「意向」も汲んだ上での考慮も欲しいかと思います。
収録曲(入手可能な輸入盤CD):
1. ... And The Gods Made Love - The Jimi Hendrix Experience
2. Have You Ever Been (To Electric Ladyland) - The Jimi Hendrix Experience
3. Crosstown traffic
4. Voodoo Chile
5. Little miss strange
6. Long hot summer night
7. Come on (let the good times roll)
8. Gypsy eyes
9. Burning of the midnight lamp
10. Rainy day dream away
11. 1983 (a merman I should turn to be)
12. Moon turn the tides...gently gently away
13. Still raining, still dreaming
14. House burning down
15. All along the watchtower
16. Voodoo Child (slight return)

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