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2012年11月4日
Aerial Boundaries / Michael Hedges
リリース:1985年
コメント:マイケル・ヘッジスを初めて聴いたのはいつだったか・・・
当初、同じ ウィンダム・ヒル系のギタリストである(そして同レーベルの社長さんでもある(^^;)ウィリアム・アッカーマンを愛聴していたのですが、同じアコースティック・ギター弾きらしいというだけでM.ヘッジスも聴いてみたのでした。
基本プレーは云うに及ばずなのですが、ギターという楽器が単なる弦楽器ではないという、「アクロバティック/トリッキー」な演奏をそこかしこに散りばめたスタイルにはびっくりしました。
「僕はギターでギターらしくない音を出すことを狙ったんだ」という彼自身の言葉は、実際にこの作品に収められた音を聴けば、そして貴兄にギターの経験が少しでもあれば、その言葉の意味がよ〜く判るのではないでしょうか?
「アコースティックなら、彼が最もテクニカルに秀でているギタリストだ」とその頃はこの一枚を聴いただけで世界観が固定されてしまいましたね(その頃から如何に「ギター」だけで音楽を判断していたかが如実に分かりますな・・・(恥)。
テクニック云々は置くとしても、メロディの優しさとか、その曲における情景感など、テクニカル=メカニカルという式ではなく、もっともっとウェットな感じがする所が、小生がウィンダムヒルの音に「はまった」最大の理由だったのかと思い返しています。
A面B面(手持ちはアナログ盤です)を通じ、その巧みな技術を嫌味なく聴かせる非常に優れたショウケースの意味合いも多分にあるのではと思います。
[5]は云うまでもなくニール・ヤング作のそれですが、フレットレス・ベースとアコースティック・ギターが描く情景は、本当に狂騒の後の斜陽が目に浮かぶ情景感たっぷりの仕上がりです。
残念ながら小生が聴いた&手元にあるのはこの1作のみ(セカンドアルバム?)です。またM.ヘッジスも'97年に44歳という若さで亡くなっています。
収録曲:
1.Aerial Boundaries
2.Bensusan
3.Rickover's Dream
4.Ragamuffin
5.After the Gold Rush
6.Hot Type
7.Spare Change
8.Menage a Trois
9.The Magic Farmer
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