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2012年11月11日
Live and Improvised / Blood, Sweat & Tears
リリース:1976年
コメント:BS&Tの作品は1stと2ndしか聴いていないのですが、その辺りの作品は'60sロック('70s初期ロック)を語る際にはよく触れられる作品かと思います。
結局、小生はD1-[1]他数曲でしかBS&Tの音をイメージする事はできないのですが、それであっても(初期の)ChicagoやChase、Ides of Marchといったオールドファッションなブラスロックのカッコよさをストレートに伝えてくれるバンドの1つではあります。
(2nd作品以降)看板voであったデヴィッド・クレイトン-トーマスが4th作品('71年)で退いてからはそれ程目立ったニュースは無かった?のかも知れませんが、その後当人が'76年になってバンドに復帰した頃のライブ音源が本作。
元々、日本と欧州でのみリリースされたとの事ですが、当時はおひざ元でさえそのような(ブラスロックの衰退期?)だったのでしょうかねぇ。
もとい。3rd、4thも聴かずして何故本作に?という点について申し上げておくと、本ライブのサポート奏者にスティーヴ・カーンさん、その人が参加していたからです(^^;
残念ながら全曲フル出場ではありませんが、うれしいことに、その他の曲ではマイク・スターンがサポートgとしてクレジットされています。
ライナーには「どの曲は誰が」という点について記載がありませんが、D2-[2]でメンバー紹介があり、そこでカーンさんがコールされています。
時期的には決してBS&Tの全盛期ではないのでしょうが、本作までは少なくともライブ音源がリリースされていない点、また、この時期にありながらもそれ程「甘い」音にはなっていない点には共感が持てます。
チック・コリア作のD1-[7]を演じているのはちょっとした驚き・・・と共に、作品全体的にはブラスロックの「ロック」っぽさはちょっと抑え目な感じがしますね。
収録曲:
[DISC 1]
1.Spinning Wheel
2.I Love You More Than You'll Ever Know
3.Lucretia MacEvil
4.And When I Die
5.One Room Country Shack
6.And When I Die (Reprise)
7.(I Can Recall) Spain
[DISC 2]
1.Hi-De-Ho "That Old Sweet Roll"
2.Unit Seven
3.Life
4.Mean Ole World
5.Ride Captain Ride
6.You've Made Me So Very Happy
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こんにちは。
返信削除デヴィッド・クレイトン・トーマスって
バンドに復帰していたんですね
(知りませんでした)
B,S&Tはライヴに定評があると
聞いておりますがご指摘の通り
公式のライヴ音源(特に絶頂期の頃)が
ブートしかなく私は未聴です。
ホーン系は得意分野ではないのですが
不思議とB,S&Tだけは受け入れられる
不思議な魅力のあるバンドなので
機会があったらこのアルバムにも
挑戦してみたいと思います。
コメントありがとうございます。
削除カーンさんが出ているから・・・という聴き方はB,S&Tには申し訳
ないのですが、こうしていろいろな経路を介してまたいろいろな
アーティストの音と接し、また更なる枝葉が・・・という、
音楽好きの醍醐味の1つではあります。
小生も得意分野という訳ではございませんが、単純に'70s初期の
ブラスロックにある音の「厚さ」と「疾走感」みたいなところが
好きでして、関係あるのか無いのか、昔、日本のグループとして
スペクトラムが出てきたときに、(当然、その頃はまだ意識して
洋楽なんて聴いていませんでしたが)「トランペットとか
トロンボーンとかで聴かせるロックってすごく斬新だ!」
(今、その姿を見るとアース、ウィンド&ファイアに近い?)
って一撃でのされた原体験が影響しているのかも知れませんね(笑)