リリース:1981年
コメント:どこぞやに書いたかも知れませんが、サイモン&ガーファンクル作品はほとんど聴いていないのです。
後年になりポール・サイモンのソロ作品からの回り道でようやく<Concert in Central Park>にリーチできたのが5、6年前でしたでしょうか(^^;
#P.サイモン作品のバックには、フュージョンのコンテキストから興味を
#惹かれるスタジオミュージシャンも多くいましたのでね。
一方のアートガーファンクルは、こちらはもう全く情報ストックもなく、本作にしても偶々安棚にあったものを興味本位で引いてきたものではあります(興味の主体はジミーウェッブやエリック・カズといったAOR系ソングライターの楽曲が収録されているという点)。
天使の声と形容されるその澄んだ声は、[1]や[5]での楽曲に相俟って、小生にはニューヨーク、冬、街角・公園、白い吐息・・・そうしたしーんとした冷たさ・・・みたいな画が浮かびます(チープですね(恥)。
ライナーその他情報を併せますと、前作が不評だった点や恋人だったローリー・バードの自殺('79年)という悲劇を経ての作品という事もあり、非常にナイーヴな面とA.ガーファンクルの強みであるその歌声に最大限フォーカスした感触(ソロ1st作品に近いとも評されますが)に立ち戻った作りなのだとか。
作品自体はアルバムチャートでは100位に届かないところではありましたが、本作にはP.サイモンも参加しており、どうやらこの後に活動再開の動きが活発化した後、冒頭にも記しました'81年のセントラルパークでの再結成コンサートに至ったようです。
こちらにはガッド先生(ds)やリチャード・ティー(key、p)、アンソニー・ジャクソン(b)といった面子がおり、それはそれで小生には「いい」作品なのです。
収録されている[Fifty Ways To Leave Your Lover]のイントロ、バスドラ一発をお聴き逃しなく(笑)
収録曲:
1.A Heart In New York
2.Scissor Cut
3.Up In The World
4.Hang On In
5.So Easy To Begin
6.Bright Eyes
7.Can't Turn My Heart Away
8.The French Waltz
9.In Cars
10.That's All I've Got To Say (Theme From "The Last Unicorn")
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