リリース:1969年
コメント:ブライアン・ジョーンズというオリジナルメンバーの一人が脱退し(本アルバムリリース前に謎の死?を遂げたとか)、ミック・テイラーが補完された時期の作品であると共に、中期ストーンズを代表する一枚としてあまりにも有名な作品ではあります。
ロック、ブルーズ、カントリー、R&B諸々ありの楽曲の中で、幸いにも[1]や[3]、[9]は既知であった分、多少は安心感?をもって対峙できたかなと(と言っても、サビを聴いた事がある、とか、メロディの一部を聴いた事があるとか、ですが(^^;)
ロックものやR&Bものでリード(いわゆるサックス類)が入る事で明るさ、ファンキーさが増すのは本作に限る事ではありませんが、殊、冒頭[1]から[5]にかけての流れ方がとても聴いていて心地いいですね。
また[9]はイントロやエンディングに向かってのサビメロにシンフォニックな合唱をかませるなど、なかかな作品自体に艶があると言いますか、暑苦しいイメージがいい具合に希釈された分、小生には聴き易い部類の作品になっているのかなぁと思います。
やはりと言いますか、この「具合の良さ」に貢献しているのはニッキー・ホプキンス(p、org)なのでしょうかねぇ。
鍵盤で被っていますがレオン・ラッセルの名前も見え、またライ・クーダ、アル・クーパーといった名前もクレジットされており、これまたしっかりと聴かないとおいしさが判らない類の作品かとも思えます。
個人的には、[1]でミック・ジャガーのvoを喰ってしまっている感すらあるメリー・クレイトンに一票です(笑)
(フュージョンのコンテキストで)この方の歌声を知った際に「何とかソロ作品を聴いてみたい。それも初期のモノを」と思っていたのですが、その初期作品(ODEレーベル時代の)3作がCD化されたのが2009年でした。
CD店店頭に並んだ時には欣喜雀躍しましたよ、ほんと(笑)。因みに1stアルバムのタイトルは<Gimme Shelter>です。
その時に「ストーンズの<Let it Bleed>に収録されている[Gimme Shelter]でも歌っている」との情報を収集済みであり、何れは本作も聴く運命にあるだろう事は予測に難くありませんでした。
#なーんて、ね(笑)
収録曲:
1.Gimme Shelter
2.Love In Vain
3.Country Honk
4.Live With Me
5.Let It Bleed
6.Midnight Rambler
7.You Got the Silver
8.Monkey Man
9.You Can't Always Get What You Want
こんにちは。
返信削除ストーンズの開拓作業進行
お喜び申し上げます。
(何気にジム・メッシーナの記事も
ありニンマリ(笑)
メリー・クリントンさんというのは
全くノーマークでしたので、
早速購入希望リストに登録しました。
Let It Bleedがらみですと
outtakes的なニッキー・ホプキンスの
Jamming with Edwardという
面白い音源がありますので参考まで。
コメントありがとうございます。
削除先ずは「覚えのあるジャケット」とか
「タイトル知ってる曲が入っている」
アルバムを先行視聴してリスクヘッジ(笑)
とは言え、時代が飛び飛びになる事に
起因する弊害もありますよねぇ。
「ベスト盤には頼らないぞっ!」と
変な意地を張っている場合ではない?
まぁ、転石ともなれば廃盤だの何だの
といった面は100%心配ない訳ですし、
時間かけて攻め上ればいいかとの
開き直りを「正論」として納得して
おります。
>Jamming with Edwardという
>面白い音源がありますので参考まで。
ありがとうございます。中古価格も
¥2000超えですね。
意味もなく、先ずはそこに惹かれます(^^;