リリース:1986年
コメント:久しぶりに&アナログ盤で'80sモノを聴いたらなんだかおかしなアドレナリン?エンドルフィン?でてきたようで(笑)、レコード棚をゴソゴソして、何枚か懐かし作品を引っ張りだして聴いております。
ボストンは正確には'70s末にアメリカン・ニューロックの一派として出てきたバンドかと思いますので、'80sモノに入れるのはおかしいぞ!と物言いが付きそうですが…
本作は彼らの3作目にあたり上記記載のように'86年にリリースされましたが、まさに'80s洋楽キッズには初出バンドと同じポジションで見ることができました。
前作<Don't Look Back>がリリースされたのが'78年であり、この手のバンドには珍しく?その後凡そ8年のブランクを置いての本作リリースとなった事が、'70sバンドにして'80s初出バンドとして見えた理由です。
#尤も、<Don't Look Back>からシングルカットされたタイトル曲が
#ヒットした事も、その音も既に聴いてはいましたが(^^;
前作から継続するストーリー性のような部分、アルバム自体もコンセプチュアルであり、そして最大にして最強の武器である「ロックマン」によるギター・サウンド(笑)
リーダーでありM.I.T(言わずもがな、マサチューセッツ工科大)出身のトム・ショルツ自作のエフェクターは、甘い歪みとスペーシーな広がり表現し、まさに「ボストン・サウンド」の要なわけです。
因みに、アナログ盤の裏ジャケットには「…No orchestral instruments or synthesizers were used to create the sounds. Each individual piece of music relates a human experience...」てな事が書かれています。
これだけオーケストレーションをバリバリ効かせた楽曲ですが、打ち込みではなく、古き良き”人力”レコーディングですよ、と(^^;
まぁ、産業ロックの一派ではあろうと思いますが、Journey、TOTO、Foreigner、Styx、REO Speedwagon etc...ニューアメリカンロックの洗礼を受けた身としましては、最高のナチュラルドラッグになる訳ですわ(大笑)
収録曲:
A-1. Amanda
A-2. We're Ready
A-3. The Launch
A-4. Cool the Engines
A-5. My Destination
B-1. A New World
B-2. To Be a Man
B-3. I Think I Like It
B-4. Can'tcha Say
B-5. Still in Love
B-6. Hollyann
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