コメント内の表記について
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。

2013年10月13日

Tower of Power / Tower of Power


リリース:1973年
コメント:タワーオブパワー(TOP)の「らしさ」とか「よさ」を味わうに適しているのが、本作辺りから数作続く「ガリバルディ(ds)/ロッコ(b)/トンプソン(key/org)」の三頭体制によるそれら作品群ではないでしょうか(代表曲の1つである[1]も収録です(^^;)

いわゆる西海岸ホワイト・ファンクの雄として、何より、色々と危機は乗り越えながら近年まで活動を続けてきたという息の永さに先ずは敬意を表します。

本作は彼らの3枚目の作品にして、恐らく、彼ら自身も待ちわびていた?強力なヴォーカリスト、レニー・ウィリアムスの加入に大きなポイントがある事は衆目の一致するところかと(ラリー・グラハムが率いたグラハム・セントラル・ステーションのファースト作にも名前が見られますね)。

「強力」という形容が妥当かどうかは別として、(ファンク色が強めの楽曲でも、甘めの楽曲でも)楽曲に巧く合う声色が気持ちいいのですね。

Live And In Living Color>ってライブ盤がこの後にリリースされることになりますが、そちらの雰囲気でライブでのそれも味わえるかと思います。

小生自身もあまりTOPに明るい訳ではありませんが、R&B系からのリーチとフュージョン系からのリーチで、最初はベーシストであるフランシス・ロッコ・プレスティア(周りは皆「ロッコ先生」と呼びます(笑)のプレーがなかなかに面白く、続いてバンド(TOP)に入ったのではなかったかと記憶しております。

ホワイトファンクの良さ?の1つとして、それほどの「ゴロゴリ感」はない、という点が上げられるかも知れません。

殊に本作の(甘めの)楽曲の感触は、小生的にはそれこそ'60s中-'70s初辺りのフィフス・ディメンションのサウンドを彷彿とさせる懐かし系なメロが何ともたまらない訳です(笑)
収録曲
1. What Is Hip?
2. Clever Girl
3. This Time It's Real
4. Will I Ever Find A Love?
5. Get Yo' Feet Back On The Ground
6. So Very Hard To Go
7. Soul Vaccination
8. Both Sorry Over Nothin'
9. Clean Slate
10. Just Another Day

0 件のコメント:

コメントを投稿