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2013年10月20日

KIMIKO / 笠井紀美子

リリース:1982年
コメント:台風一過で急に秋めいてきたから…おっさんだてらにセンチメントに浸る訳ではありませんが、今夏に入手したままちょっと視聴が遅れていた笠井紀美子モノを聴いておこうかと(^^;

本作、一聴して判るのが、非常に軽やかでいわゆるAORタッチに近いジャズ・ボーカル作品になっていることでしょうか。

もしヴォーカルチャネルを無音にしたとすれば、まさにフュージョン作品として成り立ってしまいまそうなところが満載で、そうした点からは<Butterfly>辺りと比べるとそのライトウェイトな感じに、ちょっと戸惑うかも知れませんね。

良し悪しは別として、例えば同系で語ることもできるかと思う阿川泰子氏も'83年辺りには<Night Line>という、これまた凄くAOR寄りな作品をリリースしたりしており、まぁ、ジャズ系の方も時代的にはそうしたポップな要素を盛り込んだ作品を作る時代だったと言えるのかも知れません。

流行りと言えばそれまでですが、L.A.録音となっており、それ故に「そうでしょうね」とAORファンが頷く名前が各所に見られます(笑)

[1]の曲提供にはリチャード・ペイジやジェイ・グレイドンの名前がありますしー残念ながら演じてはいないようですー、マイケル・センベロ(!)もギターでクレジットされています。

また、プロデューサー(及びコンポーザー)でクレジットされているリチャード・ルドルフという方、現在は笠井氏の旦那さんであると共に、以前はあのミニー・リパートンの旦那さんであったとのこと。へぇ〜。
収録曲
A-1. The Right Place
A-2. Looking For You
A-3. Steppin' Outside Tonight
A-4. I'm So Much In Love
B-1. I Felt You Glancin'
B-2. Love Is All We Need
B-3. I Wish That Love Would Last
B-4. Over You

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