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2013年10月26日
Tin Machine (1st) / Tin Machine
リリース:1989年
コメント:狂騒的な'80s洋楽シーン(敢えてロックシーンとは書きません(笑)にあって、ボウイさまはカルト的なポジションからあっと言う間に「お茶の間」にまで顔を出すようにおなりになり…
<Let's Dance>('83年)やら<Tonight>('84年)辺りも含み、その功罪についてはコアなファンの方にその論を任せると致しまして、オンタイムでの感想は「ん?ボウイ、バンド組んだのかぁ」といった程度でして、正直、楽曲については全く聴き覚えはありませんでした。
当時を思い返すと、「ロック」(正確に言えば、チャートバスターを中心とした流行もの)というジャンルに少し飽きていた時期だったかなぁとも思い、確かに、その頃からソウルやR&B、器楽中心のニューエイジミュージック辺りを好むようになっていたかと。
ともあれ、某ブック○フの安棚に並ぶ姿をよく目にする本作ですが、某師匠も言及されているように「それを判断基準にしてはいかん」かと思います。
さて音(内容)の方なのですが、ボウイさん的な「とんがり」とか「斬新さ」とかは、正直、希薄な感じである分、バンド形態である事を全面に出すためか、タイトなロックバンドを演じている様に感じます。
その点を肯定的に捉えるのか否定的に捉えるのかがボウイ信者の「踏み絵」になっている…なんて事はないでしょうが(^^; 結局のことろスタジオ盤は本作含め2作を残して活動はジ・エンド。
ファンからすれば次なる(過大な?)「ボウイへの期待」、ボウイさんからすればそうした「ボウイ期待からの脱却」といった相反する状況は最終的に落としどころを見つけることが出来なかった、という事でしょうかね。
メンバーであるハント・セールス(ds)、トニー・セールス(b)は過去にイギー・ポップの<Lust for Life>('77年)に参加しており、そこにはI.ポップと関係の深いボウイさんも参加していたという事なので、いずれ何かの形で接触する運命だったのでしょうか(^^;
それはそうと、本作をiTuneで再生させるとジャンルが「メタル」になるのには苦笑。
収録曲:
1. Heaven's In Here
2. Tin Machine
3. Prisoner Of Love
4. Crack City
5. I Can't Read
6. Under The God
7. Amazing
8. Working Class Hero
9. Bus Stop
10. Pretty Thing
11. Video Crime
12. Run
13. Sacrifice Yourself
14. Baby Can Dance
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こんにちは。
返信削除ボウイ様はこのバンドでの立ち位置は
あくまでバンドメンバーの一員
ということにこだわっていましたので
「ボウイさん的にフツー」という感想は
ボウイ様の意図に叶ったものなのですが
セールスは惨敗でしたね(笑)
悪くないんだけどボウイ以外のボーカル曲に
切り替わると流石にちょっとという気はします。
コメントありがとうございます。
削除Tin Machineはあと2作品ありますが、
今今の感触では手が伸びづらく。。。(^^;
ともあれ、ここで悩んでいるよりは、
まだまだあるボウイさん未聴作品を
開拓せねばと思いも新たにしております。