リリース:1979年
コメント:三連休の中日、またしてももレコ棚をゴソゴソしていたら本作が顔を覗かせまして…
「こんな作品、いつ入手したんやろ?」と自問しても答えが出る訳もなく、まぁ、フュージョンにお熱だった頃に、それこそ底引き網漁的に、中古CD/レコ屋で知っているアーティストの作品(&手が届く価格(^^;)なら、あまり考えずにゴソっと入手していた頃の遺物なのだろうと思います、はい。
アリスタ・オール・スターズでの'78年のモントルーライブやマイク・マイニエリとのデュオ作品ではそれなりに電子鍵盤も操ってはいましたが、ここではアコースティックピアノだけでのソロ作品。
あまり…と言いますか、全くピアニストというカテゴリについて語れる程の情報ストックはないのですが、ハードバップとかスウィングとかのピアノイメージではなく、例えばビル・エバンス(って、この人の作品だって聴いたことはありませんが(照)とがが弾く楽曲のイメージです。
そういえば最近ふと「ビル・エバンス聴いてみたい」と思った事があったのですが、はて、何がキッカケだったのか…が思い出せず悶々としておりました。
もとい。内省的な、とか静謐な感じとか、勿論、激しく弾きこんでくる場面もありますが、何れにせよ、フュージョン耳向きでもロック耳向きでも無いことは確かかな、と思います(言うまでもなく、作品のクオリティ高低を意味するものではありません)。
元々はクラシックの素養も持ち合わせている方ですので、フュージョンブームでの氏の表出はむしろ「ちょっと違う」形だったのかも知れませんね。
閑話:
アルバム裏ジャケに Special Thanks To のクレジットがあるのですが、本作には登場もしていないスティーヴ・カーンさんの名前が入っていました。
U.Sマニュファクチャ(輸入盤)&ライナーの類が一切添付されていないので、なぜSpecial Thanksに入るのかはわかりませんでしたが、W.バーンハートがアリスタで作品を出す上で何か(カーンさんの)コントリビューションがあったのかも知れませんね。
何れ、詳細不明にて m(_ _)m
収録曲:
A-1. Timothy
A-2. Mirror
A-3. Floating
A-4. Snow-Bird
B-1. Sweet Harmony; Sing-Song
B-2. Song to My Father
B-3. Metrics
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