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2013年12月22日

Rocka Rolla / Judas Priest

リリース:1974年
コメント:メタル・ゴッドとの邂逅は高校生の頃だったでしょうか。

<Defenders of the Faith>('84年)に収録されている[Freewheel Burning]のプロモーションビデオを見たのが始まりだったように記憶しています。

少年漫画誌の広告に載っているような「これで君も今日からギタリストだっ!」的な入門セットを仕入れ、部屋で独り陶酔していた頃でもありますねぇ・・・(嗚呼・・・恥ずかしっ!)

もとい。ピチピチのレザーパンツにスタッド(鋲)付きのこれまたレザーベスト、アームバンドにはスパイク(尖り鋲)巻いて、ヘッド・バンギングで頭クラクラ・・・ジュダス・プリーストってその時点でイメージが固定化された事もあり、まぁ、嫌いな部類ではないものの、かと言ってアルバム聴き通すまでの思い入れも持てずに今に至っております。

たまにネット上で動画などを眺めていると、前述のような曲をフッと聴きたくなる事もあり、「どうせなら、1st行ってみるかなぁ」と全くの衝動買い?で本作にリーチしてみました(実際には多少なりともサンプルを耳に入れた上での買い物ではありましたが(^^;)。

とにかく'80sの「型」というものが大きく&堅い「イメージ」として小生の頭の中にあった訳ですが、当たり前ではあるものの、ゴリメタ(ゴリゴリのメタル)とはまだ結構距離がある点、それにもまして、[8]、[9]辺りの楽曲のノリは後年のメタル・ゴッドを想起させることはかなり難しんじゃないかと(^^;

ZEPP、深紫、ブラックサバス等を持ち出すまでもなく、単に先行者利益をかっさらうだけではなく実力、オリジナリティ、味わい諸々を持ち合わせた強者がいるなか、ここでは多少そうした者達の影が見えなくはありません。

先に揚げた楽曲も、例えば、ZEPP作品をどことなく思いこさせるものがあったりします。
ファンからの評価は一先ずとして、今なお現役で走り続けるメタル・ゴッドの初(うぶ)い音を聴くのもまた一興かと思います。

P.S.
この「らしからぬ」ジャケットデザインがまたかわいい?(^^;
収録曲
1. One For the Road
2. Rocka Rolla
3. Winter
4. Deep Freeze
5. Winter Retreat
6. Cheater
7. Never Satisfied
8. Run of the Mill
9. Dying To Meet You
10. Caviar and Meths

3 件のコメント:

  1. こんにちは。

    私はジューダスのデビューアルバムはてっきり
    サイモン・フィリップスがドラムを叩いていた
    「背信の門」だと思っていたのでそれ以前に
    アルバムを出していたのを知りませんでした。
    (アルバムジャケットの画像を見てトランザムの
    アルバムレビューかと思いましたよ(笑)

    youtubeで見るともったりしたシン・リジィの
    初期の頃に似ているなぁと思いました。
    私は最近ジャーニーの初期3作品を聴いて
    はまったところなんですが、メジャー系の
    売れてない頃をチェックするのも
    面白いかもしれませんね。

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    1. このコメントは投稿者によって削除されました。

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    2. コメントありがとうございます。

      ほんの出来心?ではありましたが、イメージ
      が固まってしまった中後期のテイストとの
      違いもまた一興でした。

      >はまったところなんですが、メジャー系の
      >売れてない頃をチェックするのも

      面白そうな「攻め方」ですね。小生も長年の
      ファンでありながらホール&オーツの1st
      を聴いたのは最近でして、こうした方々
      も意外に?飾らないシティポップ調、フォーク調
      だったりして、これはこれで好きな音でした。

      こうした自身の中にある「イメージ」を崩す事も、
      これからも幅広く・多くの音楽を聴いてゆく上
      で必要なのかと気づかされる次第です m(_ _)m

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