リリース:1989年
コメント:堀井勝美プロジェクト名義では'87年の<Hot Is Cool>を皮切りに、'98年の<Blue Waters>まで10作品以上がリリースされていますが、当たり前のように今現在はどれも廃盤の憂き目にあっております。
小生はフュージョン渉猟期にこの方の名前を知ったのですが、あまり国内フュージョンには興味が向かなかった中で、この方の作品は(未だに)その多くを保持しています。
理由の一つは...はい、ジャケット画です(^^ '80sにラジオのエアチェックに心血を注いだご同輩なら、この画の作者はわかりますよね(嗚呼、FM STATION)。
音楽とはあまり関係がないのかも知れませんが、この鈴木英人氏の絵、フュージョンというキーワードが想起させてくれるカラリとした空気感が非常にマッチしている気がして、ある意味、ジャケ買いではあります。
もちろん、堀井氏のセンスにも惹かれるところは大いにあります。
どこかでご紹介したかも知れませんが、以前、NHKの「子供向き」TV番組のBGMや挿入歌の幾つかが非常によくできており感心した事があり、そこにクレジットされていたのが堀井氏の名前でした。
ディスクレビューと関係ない話が長くなりましたが、本作は1作目から4作目までのベスト盤という体裁で、かつ、バラードに的を絞ったコンパイルになっています。
なので?いわゆる「ギターが心地よくドライブする爽快さ」みたいな部分はあまりなく、「サックスが甘く響く」感じの楽曲で多くを占めています。
まぁ、個人的にはあまりCDプレイヤーには乗ってこなかった一作ではあります(苦笑)
収録曲:
1. Candlelight After The Silence
2. Elisa Street
3. Avenue
4. Alone At Last. And Then
5. Eternal Moment
6. Warmday. Isn't It?
7. Met's Motel
8. Alone. At Last
9. Break Water
10. Boston House
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