リリース:1990年
コメント:またぞろ、おかしな?方向へのアプローチかもしれませんが、仕事の合間(昼休み)に動画サイトで視聴した[2]に妙に惹かれてしまい...(^^;
おかしな被り物をしたベースの人が歌っているバンド...くらいの認識しかありませんでしたが、彼らが本作でメジャーにデビューしたのが'90年。
すると小生は丁度社会人になったばかりの頃になり、言われてみれば、まったく興味の無かった邦楽という事に加え、親元を離れての独り暮らし@社員寮という事もあり、趣味全般に気を回す余裕も無かったという事でしょうか。
#当時TV放送されていた勝ち抜き形式のバンド対抗戦についても、
#殆ど見た記憶がない...関西だったから?夜更かししていなかったから?(^^
ともあれ、ギター、ベース、ドラムというトリオ編成モノについても本来あまり食指が動かない、と言いますか、圧倒的にそのフォーマットでのバンドを聴いていない事もあるのですが、この方々の何ともドゥームな感じとジャパニーズな湿り気のようなものが何ともベストマッチ。
ちょいと調べたところ、和嶋氏(g、vo)と鈴木氏(b、vo ※被り物をする人(^^)は互いに郷里が青森(&高校生の頃から互いに交流があった)という事で、楽曲にもそうした土着的な色を交えている部分もあり、まぁこれまで関西メタルとかというカテゴリ?はありましたが、もっともっとローカルな色を滲ませているのも個人的には好印象です。
加えて、タイトルからも想像できますが文学作品からのインスパイアが非常に濃く、和嶋氏の作詞によく見られる陰々とした内容(ちょいと猟奇だったり)がまさに江戸川的であったり横溝的だったりと、これがまた小生の嗜好とも合っているものでして(^^
なんだか、こう、楽器できる奴3人集めて、せーのー、ドッカーンって感じでバンドやりたいマインドを刺激されるような感じでした。
#勿論、この方々と同じ事ができるとは思っておりません(^^;
収録曲:
1. 鉄格子の黙示録
2. 針の山
3. あやかしの鼓
4. りんごの泪
5. 賽の河原
6. 天国に結ぶ恋
7. 悪魔の手鞠唄
8. 人間失格
9. ヘヴィ・メタルの逆襲
10. アルンハイムの泉
11. 桜の森の満開の下
こんにちは。
返信削除とても今までの目賀葵さんでは考えられない分野に
手をつけましたね(笑)
実は人間椅子には1枚目のアルバムとカウントされない
通称「0thアルバム」と呼ばれているインディーズ盤が
あります。
文学的な詩がいいですよね。
私は結構、太宰文学が好きだったこともあり、
青森の哀愁を歌いこんだ「リンゴの泪」が好きで
カラオケでよく歌いました。
ただ個人的な注文をつけるとこのバンドのカテゴリは
HMではなくHRではないかと。
コメント、ありがとうございます。
削除とにかくリアルタイムで(歌詞を)リスニングできるという点は
ここ最近、邦楽視聴率が増えだした事の要因の1つでもあります。
殊に、この方々はアイデンティティの1つとして文学を下地に、
韻も踏みつつのこれをあの音に乗せる、まぁ、小生はそういった
所が妙に新鮮に感じられ。
#いえ、決して猟奇趣味の持ち主ではありません(^^;
巷ではサバス的とか言われる事もあるようですが、サバスを殆ど
体験していない小生には比べようもなく、ただ、この方々の作品
(初期の方)があまり入手易し...ではない状況に憮然としております。
#本作も某***オフの難アリ値引きモノで仕入れた次第で(^^;
カテゴライズは、はい、あまり厳格にこだわるものではありません。
キーボードの有無(とファション?)で、HMかHRか分けている
程度です(分ける事そのものにも大した意味は持たせておりませんが)。
こんにちは。
返信削除ジャンル別けに厳格さを要求するような野暮なことは
言いませんが(笑)そのバンドのサウンドエッセンスが
何に起因するかということは重要ではないかなと。
参考までに鈴木さん(ねずみ男さん)が影響を受けた
10曲という面白いインタビュー記事があったので
ご紹介しておきます。
http://realsound.jp/2014/08/post-1109.html
コメント、ありがとうございます。
削除そうですね、何を肥やしにバンドやプレイヤーの
志向(嗜好)が形成されたのかを知るのは大いに
意味があると思います。
ちょっとは違うかも知れませんが、小生も
ホール&オーツが多大に影響を受けたという事実
からソウル系に枝葉を伸ばしましたし(^^)
ソース提供、ありがとうございます。成る程、
'70s HRへの圧倒的な敬意と憧れが原動力なのが
よく判りますね。
#スッピンが温和そうなイイおじさんの顔!
#なのがNICE GAP(^^)