リリース:1975年
コメント:一週間程前の一般紙夕刊の文化欄に本作が掲載されており、ちょっと惹かれる文言が目に留まったので、珍しく速攻でオンラインストアに行ってポチッとしてしまいました。
どうやらリリース後40年を記念したリマスター盤も昨今リリースされているようですが、小生はココ一番でケチケチしてしまい(^^; 普通盤で済ませております。
その紙面で「和製R&Bの名盤」みたいな文字が目に止まったのですが、恥かしながら「小坂忠」という方については本当に名前すら存じ上げず、小坂一也氏(ロカビリー歌手→俳優)と混同していた始末。嗚呼...(^^;
さて中身の方ですが、厳格に?R&Bか否かみたいな構えた聴き方をすると、多分、違うところも多々あるんだろうと思います。
少なくとも、額に汗を滲ませ、コール&レスポンスを求めるような熱いそれではないんですね。
小坂氏の歌声にしても、寧ろ、ここで展開されているようなマイルドでちょっとシティーポップスの要素をまとったこの感覚だからこそここまで映えるのかなぁと思ったりします。
そして何より、これ、かなり気持ちよくなれるではないですかっ!あ〜新聞記事に目が止まってよかった〜(^^
で、プロデュースは小坂氏と細野晴臣氏の共同名義。
#細野氏とは、エイプリルフールというグループで一緒にやっていた
#のですね。こちらも要確認ですな(^^)
細野氏はバックメンバーとしてベースも担当し、更にギターには鈴木茂氏、ドラムに林立夫氏、キーボードには松任谷正隆氏、鈴木晶子(矢野顕子)氏、バックボーカルに山下達郎氏、吉田美奈子氏、大貫妙子氏が名を連ねており、まぁ豪華(^^)
#いわゆる、ティン・パン・アレー周囲の御一行様ですね。
こういう作品が邦人アーチストによって作られてるんだぞーって、誰かさぁ、早く言ってよぉ〜〜(^^)
収録曲:
1. ほうろう
2. 機関車
3. ボン・ボヤージ波止場
4. 氷雨月のスケッチ
5. ゆうがたラブ
6. しらけちまうぜ
7. 流星都市
8. つるべ糸
9. ふうらい坊
こんにちは。
返信削除マニアックネタですが、林&松任谷さんはその昔、
小坂忠&フォージョーハーフ(四畳半)のメンバーで
(後藤次利、駒沢裕城なんかもいました)
その頃のアルバムは長きに渡り廃盤で、
原盤を紛失してしまったためだと思うのですが
何とか状態の良いアナロゴ興しで再発を
心待ちにしている次第です。
コメント、ありがとうございます。
返信削除はっぴいえんどからのピープルツリーで何名かの作品は
入手済みですが、本作の[1]は矢野顕子氏が自分の作品でも
カバーしているらしく...
これは聴かないといけない、と早速中古屋巡りです(^^)