リリース:1968年
コメント:ソウルミュージックの殿堂、アポロシアターは数々のアーティストがライブ(録音)を行っている事もあり、こうした単純極まりないなタイトルだと、Web検索も鬼のような数がヒットしてしまい、なかなか調べ物をするのも大変。
と言いつつ、それ程の調べ物をしている訳ではないのですがね(苦笑)
こうした作品についての取っ掛かりは、やはり、ディスクガイドとかその手の情報書籍で目にする、という流れが多いです。
で、実際のところその書籍では'63年にリリースされた<Live At The Apollo>についてページの多くを割いていいたのですが、先にこちら('68年の方)を耳にしようと思ったのは、時系列的に恐らくこちらの方が耳馴染みがいいのではないか、と考えたからです。
ジェームス・ブラウンのイメージと言えば、言わずと知れたキング・オブ・ソウル、あの声とシャウト、それに加えてあのダンサブルな動き。
マイケル・ジャクソンには決して出せないアクの強さと纏わりつくような暑さと濃さは、二番煎じを許さない「突き抜けた」ものがあると思うのですが、その印象が浸透し始めるのがこの辺りの時代を前後してではないか...との情報があったためです。
勿論、初期は初期としてしっかりと押さえておかなければいけないと思いますが、先ずは自分の興味や耳の赴くままに聴き始めるのがいいだろうと。
常套手段と分かっていつつも、ヒートアップとクールダウンをうまく流れに乗せこんで観客を楽しませるJ.ブラウンのエンターテナーっぷりがよくわかります。
デヴィッド・リー・ロスがソロアルバムで歌っていた[5]以外にも、[10]、[15]、[19]など、聞いた覚えのあるメロが幾つか出てくるところが本盤に対する「保険」でもある訳ですが、何にせよ部屋で座って聴くにはちょっと合わないのが難点ですね。
収録曲:
1. Introduction
2. Think
3. I Want To Be Around
4. James Brown (Thanks)
5. That's Life
6. Kansas City
7. Let Yourself Go
8. There Was A Time
9. I Feel All Right
10. Cold Sweat
11. It May Be The Last Time
12. I Got You ( I Feel Good)
13. Prisoner Of Love
14. Out Of Sight
15. Try Me
16. Bring It Up
17. It's A Man's, Man's, Man's World
18. Lost Someone (Medley)
19. Please, Please, Please
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