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2016年2月7日

はっぴいえんどに捧ぐ / V.A.

リリース:1993年
コメント:ジョグを兼ねて久しぶりに中野方面へ足を延ばしたついでに、中野ブロードウェイの中にある中古CD屋を覗いたら本作が目に止まりました。

以前、某師匠のブログでもこのジャケを見かけて気になっていたのですが、これ、つげ義春の画ですよね?

「紅い花」でしたっけ?この少女(キクチサヨコ)と川の中の渦に舞う花...いや、音とか参加アーティスト以前に、こちらの方が気になりまして...

随分と昔にに、カミさんに「ねじ式」教えてもらいこれを一読して完全にハマってしまいましてねぇ(照)

もとい。はっぴいえんどからのピープルツリーは細野氏を軸にまとまりもなく伸び放題な状況ですが(爆)、こうしたトリビュートものはこれまでの小生のケースだと、なかなか積極的に手を出すのは難しい部類だったかも知れません。

勿論、古今東西「オリジナルに勝るカバーなし」はその通りだと思います。特にオリジナル曲から先に耳にしている場合は当然その気(け)が強くなるのは当たり前。

とは言え、これは音楽を演じる側となれば百も承知の上かと思います。そんなリスク?を犯してまで手を出す以上、愚にもつかないモノは流石にこれを出すような事はできないでしょう。

別に誰におべんちゃらを言う訳でもありあませんが、本作に収められた楽曲(アレンジ)は、小生の耳にはそれ程下手な事をしたな、という感を与えるものはありませんでした。
東京スカパラのホーンセクションで賑々しくなった[1]とローリーのサイケっぽいアレンジが何ともイカす(笑)[7]辺りが小生的な好物になっているかな。

オーラスを飾るズビズバンズは小川美潮氏がいるユニットのようですが、他に音源がないのか、あまり情報も取れないのが残念。

いろいろとグーグル先生にご指導を受けていたら、2010年に2枚組として本作がリイシューされているとの記事にぶち当たり...まっ、いいかっ ブツブツ...
収録曲
1. あしたてんきになれ
2. 夏なんです
3. 風来坊
4. 花いちもんめ
5. 風をあつめて
6. しんしんしん
7. かくれんぼ~はいからはくち
8. 空いろのくれよん
9. 12月の雨の日
10. さよならアメリカ さよならニッポン

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    ズビズバンズは不定期にライヴを演ることはありますが
    音源として残っているのはこれだけです。
    2010年のトリビュート盤はリイシュー盤ではなく
    巷に溢れ出したはっぴえんどチルドレンによる
    新企画盤で目新しさは皆無で音をなぞっているだけで
    全くといっていいほど聴く価値はないと思います。
    同時期にリリースされた細野トリビュート盤も
    おぞましい内容でした(苦笑)
    個人的な感想ですけどね・・・

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    1. コメント、ありがとうございます。

      >新企画盤で目新しさは皆無で音をなぞっているだけで
      >全くといっていいほど聴く価値はないと思います。

      そうでしたか。脊椎反射的に「後発版はいろんな意味でお得」と
      思い勝ちで、本作についても「あらら、また(調べる前に)やっちまったぁ」
      とちょっとへこんでおりました(笑)

      もとい。ここに集われている方々については(今の所)追いかけようか
      とまでは思いませんが、別途、「あったとき買い」が鉄則の中古レコ道
      モットーに則り?ちょっと興味を惹かれた邦人アーティスト作品を
      いくつか引き揚げておりますが、ゆっくり耳を傾ける時間が...(苦笑)
      ともあれ、先ずは枝葉は剪定せずに伸ばしてみます。

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