コメント:あまり好物を我慢するのも体に毒だとばかりに、ちょっと息抜きがてらのAOR作品視聴です(笑)
このジャケットではあまりピンと来ない方も、[2]のイントロを一聴すれば...はい、そうです。小生のような'80s洋楽育ちにはバイブル的な存在でもあったTV番組「ベストヒットUSA」のオープニングですよねぇ〜(笑)
当時('80s)実家のある大津(滋賀)では、週2回もベストヒットUSAを観ることができました。
つまり、キー局がオンタイムで流すヤツとローカル局が1、2週遅れで流すヤツの計2本。要は初回放送と再放送が間を置かずに流されているというだけの事だったのですが、何と言いますか「洋楽情報が2倍取得出来て、めっちゃラッキーやんかぁ!」って勝手に思っていました。
もとい。当該TV番組で採用されていた際にはヴィーティーズというバンド名だったのですが、本名?はヴェイバートレイルズ(飛行機雲の意)なのだとか。
どうしたって[2]に引っ張られて入手する方が殆どなのかと思うのですが、これ、プロデュースのクレジットを見てみるとラリー・カールトンの名前が...AORも好きですが、フュージョン好きとしてもちょっと外す訳にはいかず(苦笑)
メンバーはジョン・マクバーニー(Vo、g)、アンディ・ダルビー(g)、フィル・カーティス(b)。元々、メンバーは英国ではそこそこ知名度と力量のあるスタジオミュージシャンだったらしく、デモテープを様々なレコード会社に送りつけた結果、これを耳にした一人にあのテッド・テンプルマンがいました。
サウンドを聴けば一聴瞭然ですが、とても'70s末の英国ロックの音ではなく、むしろこれから米国(西海岸)で台頭してきそうなニューアメリカンロック(まぁ、TOTOとかジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスター絡みの新興SHOW(商)ロック)にタメを張るような音なのですね。
でレコード会社(ワーナー系ですね)と正式に契約が結ばれた後に彼らは米国へ渡って「ROOM 335」スタジオでレコーディングをする運びとなり、L.カールトンがプロデュースにも尽力したという流れらしいです。
この手のバンドを比較する際にすぐにTOTOを引き合いに出すのもはばかられるのですが、結果としてヴェイパートレイルズが本作以外に作品をリリースできなかった(契約は2年程しか続かなかったようです)事が、TOTOだの後期Doobie Bros.だのと同じような音に近くもありつつもやはり「突き抜けられなかった=足りないものがあった」ということを語っているのでしょう。
ともあれ、小生はこの[2]を手元に置いておきたいということもあっての入手ですので、あまりシビアーには突っ込みませんが(苦笑)
いえ、[2] 以外がイケていないという訳ではないのですよ。ただ「刺激」としてはやはりマイルド過ぎますかね...ある意味、AORの宿命的なところでもあります。
このジャケットではあまりピンと来ない方も、[2]のイントロを一聴すれば...はい、そうです。小生のような'80s洋楽育ちにはバイブル的な存在でもあったTV番組「ベストヒットUSA」のオープニングですよねぇ〜(笑)
当時('80s)実家のある大津(滋賀)では、週2回もベストヒットUSAを観ることができました。
つまり、キー局がオンタイムで流すヤツとローカル局が1、2週遅れで流すヤツの計2本。要は初回放送と再放送が間を置かずに流されているというだけの事だったのですが、何と言いますか「洋楽情報が2倍取得出来て、めっちゃラッキーやんかぁ!」って勝手に思っていました。
もとい。当該TV番組で採用されていた際にはヴィーティーズというバンド名だったのですが、本名?はヴェイバートレイルズ(飛行機雲の意)なのだとか。
どうしたって[2]に引っ張られて入手する方が殆どなのかと思うのですが、これ、プロデュースのクレジットを見てみるとラリー・カールトンの名前が...AORも好きですが、フュージョン好きとしてもちょっと外す訳にはいかず(苦笑)
メンバーはジョン・マクバーニー(Vo、g)、アンディ・ダルビー(g)、フィル・カーティス(b)。元々、メンバーは英国ではそこそこ知名度と力量のあるスタジオミュージシャンだったらしく、デモテープを様々なレコード会社に送りつけた結果、これを耳にした一人にあのテッド・テンプルマンがいました。
サウンドを聴けば一聴瞭然ですが、とても'70s末の英国ロックの音ではなく、むしろこれから米国(西海岸)で台頭してきそうなニューアメリカンロック(まぁ、TOTOとかジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスター絡みの新興SHOW(商)ロック)にタメを張るような音なのですね。
でレコード会社(ワーナー系ですね)と正式に契約が結ばれた後に彼らは米国へ渡って「ROOM 335」スタジオでレコーディングをする運びとなり、L.カールトンがプロデュースにも尽力したという流れらしいです。
この手のバンドを比較する際にすぐにTOTOを引き合いに出すのもはばかられるのですが、結果としてヴェイパートレイルズが本作以外に作品をリリースできなかった(契約は2年程しか続かなかったようです)事が、TOTOだの後期Doobie Bros.だのと同じような音に近くもありつつもやはり「突き抜けられなかった=足りないものがあった」ということを語っているのでしょう。
ともあれ、小生はこの[2]を手元に置いておきたいということもあっての入手ですので、あまりシビアーには突っ込みませんが(苦笑)
いえ、[2] 以外がイケていないという訳ではないのですよ。ただ「刺激」としてはやはりマイルド過ぎますかね...ある意味、AORの宿命的なところでもあります。
収録曲:
1. Do The Bossa Nova
2. Don't Worry Baby
3. Night People
4. True Love
5. It's All Right
6. Slow Dancing
7. Modern Love
8. Non Merci
9. Hold On To Something Good
10. Strange Conversations
11. Throw Down The Dice
12. Falling
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