リリース:1998年
コメント:只今携わっているプロジェクトの関係上、今夏の夏休みは未だこれを取得できておりません。
尤も、夏季や冬季のいわゆる「休み」も、3日目ともなるの何をして良いやら判らなくなるような、自称「休み下手」なので、取得できない事自体にそれほど強くクレームを言う気もありません。
そんな中途半端な今夏にあって、一縷の刺激?(笑)になるかもと、まだ未視聴作品がいくつも部屋に積まれている中で「優先度を上げて」本作を視聴してみました。
'80sアイドルでさえ殆ど興味も持たずに通過してきて、殊、「ミニスカ」と「美脚」、楽曲は二の次、三の次...と言った小生の中での森高像がありますから、ここに来てのリーチは無いかなと思いつつも、某師匠から頂いたコメントに抗う術もなく(爆)
細野(晴臣)さんプロデュースという救い...もとい、保険...もとい、確たる情報がありましたので何とかなるかと内心ビクビクでしたが...[1]で早くも琴線を鷲掴みされました。
イントロ一聴「ああ、これ安っすいビートパターンやん」と思ったのは、まさに小生の早計...そこから繰り出されるどこか怪しい「トロピカル詐欺」のような雰囲気と微妙にくすぐられる歌詞とも相まって、あら不思議、あっと言う間に全編視聴完!当然ながらリピートアゲイン。
矢野顕子バージョンも、小坂忠バージョンもそれぞれ素敵な味わいがある[5](もちろん、細野さん自身のバージョンも)ですが、ここでのモータウンビートでの前ノリな感じがなんとも明るく軽く爽やかで...いいですねぇ。
また一時期の大貫妙子さん作品にも似た欧風アレンジの(まぁ、歌詞自体が仏語ですからねぇ)[4]...あら、クレジットを見ると「コシミハル」とあり、ああなるほど、ここも細野さん陣営からの助っ人が。
各方面の情報をちらちらと拝見すると、これまでの森高作品とは明らかに異なる作品であり、良くも悪くも細野さんコントロールがビシっと効いたものに仕上がっているとの事です。
全体の雰囲気、進行などは小生の今のフィーリングにもすっとフィットするもので、中古で300円少々の出費など痛くも痒くもありません。
収録曲:
1.東京ラッシュ
2.夏の海
3.Hey! 犬
4.ア・ビアント
5.風来坊
6.ビーチ・パーティー
7.カリプソの娘
8.ミラクルライト -Twist version-
9.ミラクルウーマン -Vinyl version-
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