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2003年10月1日

Let the Juice Loose / Bill Evans


リリース:1989年
評価:★★★★
コメント:こちらは、サックス・プレーヤーの方のビル・エヴァンスの'89年のライブです。

B.エヴァンスのプレーというと、個人的にはマイルス・デイヴィスバンドでのそれは知らず、寧ろ、Elements(マーク・イーガンとダン・ゴットリブの双頭バンド)でのプレーを知っていたのみでした。

とある書籍にB.エヴァンスものの紹介として本作が載っていたので手を出してみました。

今までは「どことなく線の細い、流麗なプレーを身上としている」とのイメージを持っていたのですが、なんのなんの、ここではロック的に吹きまくっています。

屋台骨を支えるのがデニス・チェンバース(ds)とダリル・ジョーンズ(b)とくれば、否が応でもそうなりますかね(笑)

本人曰く「この音楽をフュージョンと捉えられるのは嫌だ」との事です。

ジャズを母体にロック的なアプローチを組み合わせているのだとか。

私はボキャブラリが少ないので的確に表現することは出来ないのですが (^^;、この手の(ロックインストに近い)音は非常に性に合っているので、すごく気に入りました。
収録曲
1.Let the Juice Loose
2.Hobo
3.My Favorite Little Sailboat
4.Let's Pretend
5.In the Hat
6.Ginza
7.The Wait
8.Kwitchur Beliakin

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