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2004年10月31日
Case of 3 Sided Dream in Audio Color / Rahsaan Roland Kirk
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:決しスマートなジャズではありません。
寧ろ、ジャズというカテゴリが妥当なのかどうかも怪しいくらいに思えます。
ローランド・カークの面白さとは、案外、そんな垣根を飛び越えたところにあるのかも知れません。
本作もR.カークのちょっと異端児的な側面を表すいい例だと思います。
同じ曲をアレンジを変えて重複クレジットしていたり、[Dream]と題されたインターバル的な小曲(というか、音声、いやSEか)は、ひょっとしたらR.カーク自身の夢の中にある風景や情景を音にしたものかも知れません。
冒頭に「スマートではない」と書きましたが、決して彼がフリーキーに吹き散らかしている訳ではなく、所謂、ソウルフルでアーシーな音色を得意としており、形式だったジャズとしはその部分が多少異なるように感じられるという程度の意味合いです。
そう、サービス精神旺盛というか、お遊び感覚が好きなおじさんなのですね。
バックの面子も生粋のジャズメンというよりは、コーネル・デュプリー(g)やリチャード・ティー(key)、スティーヴ・ガッド(ds)といった連中が加わっているところからして、「好きな方」(笑)には要チェック対象となるのではないでしょうか?
最後の曲は聴いてのお楽しみ(^^;
収録曲:
1. Converstation
2. Bye Bye Blackbird
3. Horses
4. High Heel Sneakers
5. Dream
6. Echos Of Primitive OHIO & Chili Dogs
7. The Entertainer
8. Freaks For The Festival
9. Dream
10. Portrait Of Those Beautiful Ladies
11. Dream
12. The Entertainer
13. Dream
14. Portrait Of Those Beautiful Ladies
15. Dream
16. Freaks For The Festival
17. Sesroh
18. Bye Bye Blackbird
19. Conversation
20. Side Four
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