コメント内の表記について:
アルバム名の引用は<・・・>で、曲名の引用は[・・・]で囲むよう心掛けています。また、邦人アーティストは日本語で、海外アーティストはアルファベット表記を心掛けています。
ラベル付けされていないアーティスト等について:
ラベル付けされていない記事(アーティスト)の検索には、左上にある検索フィールドを利用してください。
2005年7月9日
Drum Ode / Dave Liebman
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:マイルス・デイビスの下で吹いていたデイヴ・リーブマン(ss、ts、etc)は未だ一度も耳にしたことが無いのですが、本作は盟友リッチー・バイラーク(elp)、ジョン・アバークロンビー(g)等と共に作り上げた、ちょっと実験的な匂いのする作品です。
時期的にもチック・コリアやハービー・ハンコックといった人たちも色々と既成ジャズの枠からは飛び出した音を作っていたと思いますが、このユニットもコンセプトや手法は異なるものの、「志は同じ」と言わんばかりの内容になっています。
タイトルが示すように、打楽器の持つポテンシャルに惹かれたD.リーブマンが様々にその面白さを伝えてくれます。
因みに、クレジットされているアーティストの6割は打楽器系です。
いきなりエレピが滑り込んできて(この瞬間が好きです!)コンガのアンサンブルで幕を開ける[2]。
フローラ・プリン在籍時のReturn to Foreverを彷彿とさせる[3]。
ドラムスアンサンブルの中、D.リーブマンのテナーサックス(エコーかかりまくり(^^;)が疾走する[4]。
クールさの中に柔らかなアフリカンテイストを編みこんだような[5](ジョン・コルトレーン作)等、本当に面白く興味深い曲が並びます。
このようなフォーマット/テイストの作品が他にあるのかは知りませんが、これは個人的にはすごく心に響く作品です。
収録曲:
1.Goli Dance
2.Loft Dance
3.Oasis
4.The Call
5.Your Lady
6.The Iguana's Ritual
7.Satya Dhawani (Ture Sound)
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿