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2005年7月9日
Noisy Silence-Gentle Noise / Dave Pike Set
リリース:1969年
評価:★★★★
コメント:'60s初期にリリースされた<Pike's Peek>という作品でこの人、デイヴ・パイク(vib)を初めて聴いたのですが、本当にきれいなモード作品でした。
確か、そのライナーだったと思うのですが「・・・後にパイク・セットを結成し、かなりクロスオーバー的な音を出すようになる云々」とあったのを覚えていて、いつか聴こうと思っていたのですが、ようやく入手できました。
本作はそのD.パイク・セットが'69年にリリースした作品ですが、先ずは冒頭の[1]にやられます。
まさにクロスオーバーという言葉の響きがピッタリとくる楽曲。
個人的には、某書籍で言及されていた[6]より面白さの点では上かな?と思います(D.パイクの例の鼻歌?も十分楽しめます(^^;)
そんな楽曲でよく聴こえて来るのがV.クリーゲルのギター。
そのフレーズや手法にはロック的な感触がありありと窺えます。
因みに[5]はフランク・ザッパの曲なのですが、これもV.クリーゲルがお気に入りなのだとか。
同時期のゲーリー・バートン氏のクァルテットで活躍していたラリー・コリエル氏にも強い共感を覚えるのですが、ある意味、こちらの方がひねくれていない分?広くリスナーにウケるのではないでしょうか。
シタールがビョンビョンいっている噂の?[6]も含めて、楽しみどころ満載の逸品です(笑)
収録曲:
1.I'm on My Way
2.Regards from Freddie Horowitz
3.Somewhat, Somewhere, Somehow
4.Noisy Silence - Gentle Noise
5.Mother People
6.Mathar
7.Vian - De
8.Teaming Up
9.Walkin' Down the Highway in aRed Raw Egg
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