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2005年10月13日
Regeneration / Stanley Cowell
リリース:1975年
評価:★★★★
コメント:'74年にリリースされたアルバム<MUSA>でスタンリー・カウエル(p、etc..)という人のリーダー作を始めて聴きました。
無論、そこにスピリチュアルな要素を大いに期待し、また事実、そういった部分もあった訳ですが、同時にピアノの美しさにも惹かれました。
本作では、冒頭[1]からなんとシンセを導入した非常にポップな耳ざわりな音が飛び出てきます。
「ポップな・・・」と書くと誤解されそうですが、男女voに導かれて進んでゆく楽曲は何とも精神的安息・高揚を同時に味わえる代物です。
歌詞が付いていないのが残念ですが、部分的に聞き取れる歌詞・雰囲気だけでもかなりスピリチュアルなものを感じます(^^;
かと思うと、四種の打楽器とピッコロのような笛だけで綴られる曲[3]があったり、カリプソタッチでほのぼのとする[5]、何か押さえ込まれた情念のようなものを感じる曲調の[6]、最後に希望を託すが如く響く[7]。
そこかしこに使われている民族楽器が奏でる朴訥としながらも何か心に直接響いてくる音色にS.カウエルという人が'75年という時代に目指していた音楽による自ら(および同胞)が持つアイデンティティの発現の1つだったのだろうと思います。
収録曲:
1.Trying to Find a Way
2.The Gembhre
3.Shimmy Shewobble
4.Parlour Blues
5.Thank You My People
6.Travelin' Man
7.Lullabye
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