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2007年3月3日

Rhapsody and Blues / Crusaders


リリース:1980年
評価:★★★
コメント:クルセイダーズとしてのファースト・アルバム・リリースから数えても35年。

それ以前のジャズ・クルセイダーズ時代も入れれば悠に40年以上活動してきているクルセイダーズ。

歴史が長い分、そこには音楽性の変化も多分にあります。

本作は三人編成になって'78年にリリースされた<Street Life>に続いてリリースされた作品。

前作<Street・・・>でランディ・クロフォードをゲストvoに向かえて収録したタイトルナンバーが大当たりした事からか、本作では[Lean on Me]等のヒットで有名なビル・ウィザーズを召喚。

同じR&B路線ながら非常に上手い楽曲に仕上げています。

B.ウィザースは同じくフュージョン系でグローバー・ワシントン,Jr.の<Winelight>('80年)に収録された[Just the Two of Us](邦題:クリスタルの恋人たち)でフュージョン+歌モノ=ヒットを地で行きましたね。

<Street・・・>での成功はファンにとって嬉しいものであったはずですが、可愛さ余って何とやら・・・

確実にファンキーでアーシーな音を好む向きファン、ソリッドなギター・サウンドを絡めた音を好む向きの方には、やはり違うクルセイダーズに映るかも知れません。

都会派ソウルを地で行くような当りの柔らかい楽曲が並べられている点については、冒頭に申し上げましたように、ある意味、ファンの中でも意見は分かれるかも知れません。

何が悪いとか言えば、何も悪くない。

でも違うよね?と言われれば、それも然り。

本当に'80sに突入した頃のクルセイダースは色々な意味で大きく変化したのかも知れません。
収録曲
1.Soul Shadows
2.Honky Tonk Struttin'
3.Elegant Evening
4.Rhapsody and Blues
5.Last Call
6.Sweet Gentle Love

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