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2008年2月16日
JT / James Taylor
リリース:1977年
評価:★★★★
コメント:本作は古巣のワーナーからCBSへの移籍後第一弾作品となり、同時に中期ジェームス・テイラー作品の最高作とも評される一作です。
'70s初頭辺りのSSWブームにおいてリーダー格の一人だったJ.テイラー。
私がずっと抱いていたイメージもまさに<Sweet Baby James>や<Mud Slide Slim and the Blue Horizon>といった辺りの感触です。
本作でもフォーク/カントリー的なやさしさや素朴さを生かした楽曲が含まれます(「愛」についての多くは、カーリー・サイモンへの想い/言葉なのでしょうか(^^;)
が、何と言ってもフォーク/カントリー以上AOR未満といったポップな楽曲が何ともいい具合に含まれています。
旧知の仲である「クーチ」ことダニー・コーチマー(g)の何とも言えない軽快なファンキーさがいい[1]。
[3]ではスタジオプレーヤーとしてフュージョンシーンの人気者であったデヴィッド・サンボーン(as)のナイスなソロが楽しめます。
生粋のJ.テイラー ファンの目から見てそれらがどの様に映るのかは判りませんが、事実として'78年度のグラミー賞にて「アルバム・オブ・ジ・イヤー」にノミネートされている事も見逃せません。
[4]はシングルカットされ、全米チャート#4まで上昇しました。
収録曲:
1.Your Smiling Face
2.There We Are
3.Honey Don't Leave L.A.
4.Another Grey Morning
5.Bartender's Blues
6.Secret O' Life
7.Handy Man
8.I Was Only Telling a Lie
9.Looking for Love on Broadway
10.Terra Nova
11.Traffic Jam
12.If I Keep My Heart out of Sight
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